ミニシュナ ちゅらの日常
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「老い」を感じはじめた6才

1年ぶりの更新になってしまった。

中学受験をはじめた当時小4の長女の「たっての要望」で我が家にやってきたちゅらは、6才になった。長女は高1になり、当時は何かと世話をしてくれた次女は中2になった。

犬の6才といえば、人間年齢では40才の少し手前。ちゅら父の実年齢から比べればまだ若いと思うのだが、近ごろ体力の低下を感じる瞬間が増えてきた。ランニングの時だ。

ちゅら父は、毎週末10km程、走る。「やる気満々」で張り切ってついてくるちゅらが、最近ついてこれなくなってきた。川っぺりの土手を、リードを切り離して走ると、徐々に後ろにおいていかれるようになる。以前は20kmくらいは普通についてきたちゅらは、10kmを過ぎると上目使いに「もう帰りませんか?」といった表情を見せる。

12kmをへっへと走った翌朝。ちゅらは、少し胃液を吐いた後、居間の隅で震えながらうずくまっていた。かみさんは「熱があるんじゃないか」と心配するものの、モノの本によれば「犬は風邪をひかない」と書いてある。結局、半日程たってもとに戻ったちゅらの様子から想像すると、おそらく「筋肉痛にでもなったのだろう」と結論付けた。犬が筋肉痛になるのかどうかわからないが、年齢に応じた運動量を、そろそろ意識しなくてはならないのかもしれない。

思えば自分自身、この1年で「老い」を感じる機会が増えた。宴会の翌日に酒が残ることも増えたし、老眼が一気に進んだ(最近は、老眼鏡ではなく、リーディンググラスというそうな…)。

この1年で、犬年齢のちゅらと人間年齢のちゅら父は、同世代になる。
双方にとって、適度な運動量を見極めながら、健康な一年を過ごしていきたいと願う。

20150112ちゅら

ワンコと一緒にランニング(ノーリードだと元気だ)。

本日、強風の中、長い距離を一緒に走ってみた。約10kmを小一時間。リードを離しても大丈夫そうな川っぺりを主に走ったので、ちゅらは10km中、7~8kmくらいをノーリードで走った。

ここのところ、走るのが嫌になったのかと思うくらい、ちゅら父の後ろを少し引きずられるように走っていたちゅらは、ノーリードでのびのびとちゅら父の横か、やや前方を疾走した。時折、小用のために立ち止まることがあっても、すぐさま距離を詰めてくる。10kmを走り終えても、平気な顔をしている。

もうすぐ5才になるので、加齢に伴う体力ダウンで走れなくなってきたと思っていたが、どうやら本日に限ってはそうとも思えない。単純に自分のペースで走りたかっただけなのかもしれないな。



補足:写真は、ちゅらのランニンググッズ。ウェストポーチはできるだけ軽い、ランニング用のもの(途中、う○ちを格納する)。ちゅら父が登山で使っていたカラビナで、「ドイト」で買ったゴムひもと連結する。ちゅらの首輪とは、100均で買ったナス環でつなぐ。

安上がりな道具ではあるが、ワンコと走るにはこれで十分だ。

長女の序列の方が上らしい。

仕事始めとなり、いつもの日常に戻った。
夜遅くに帰宅をすると、ちゅらはちぎれんばかりに尻尾を振って、喜びを表現する。



「そうかそうか、うれしいか」と、のた打ち回るちゅらの身体を撫でさすっていると、かみさんがぼそりとつぶやいた。

「あいちゃん(長女)が帰ってきたときの方が、ちゅらの尻尾の振り方が激しいような気がする…」

犬は家族の序列を見極めるという。これは、群れをなす動物の本能だ。

仮にかみさんのつぶやきが事実だとすれば、ちゅらにとっては長女の帰宅の方がうれしい、ということになる。

とすると、父よりも長女の権威が家庭内で増している、ということか。
確かに、家の中で一番態度がでかいのは長女なので、おそらくちゅらは何か勘違いをしているに違いない、と願う。


【補足】
この半年、ちゅらの父に対する依存度が高まっている。確実に。休日休暇で家にいる時間は、ほぼちゅらが横にいる。家の中のどこにいっても、後ろをちゅらがついてくる。
ちゅらを残して外出をすると、いつまでも「ひゃんひゃん」騒いでいる。

娘たちとの距離をちゅらが埋めてくれるのはいいのだが、こいつ、父が単身赴任にでもなったらどうするつもりか、と時折心配になる。

(駅まで迎えにいった長女の帰りを、首を長くして待つちゅら)

この半年の変化について。

かなり久しぶりの更新となってしまった。
ここまで間が空くと、誰かに何かを伝えたいというよりも完全に備忘録的な位置づけだ。
ということで、ここ半年の動きを備忘録的に記述する。

まず、いつも遊んでいた広大な草っぱらに、米軍の巨大な無線アンテナが建設された。
元々、戦前から軍の通信施設で、その後米軍に接収された経緯から考えると、別に不思議なことではない。
ただ、桜を眺め土筆を採り、ちゅらがフリスビーを追い回して走り回っていた草っぱらが姿を変えてしまったことは残念だ。
立ち入り禁止なのだろうが、今は隅っこの方でひっそりと遊ぶようにしている。


(通信施設にて。この巨大さはどうみても携帯用ではないと思う。)

それから、もうひとつ。ちゅらがあまり走らなくなった。
昨年の今頃は、10kmは普通に走り、20kmでもへっへとバテながらもついてきた。
今シーズンは10kmが限界のようである。というよりも、ランニングの途中で明らかに遅れるようになってきた。
思えば、ちゅらもあと数週間で5才になる。人間年齢でいえば、30半ばといったところか。
ちゅら父が40半ばであることを考えると、まだまだ普通に走れそうなものだが、あまり無理強いするのも気の毒だ。
ちゅら父が長い距離を走りたいときは、独りで。短い距離を走るときはちゅら連れで、と最近使い分けるようにしている。

娘たちがあまりお節料理を食べなくなり、黒豆やごまめが余り気味の我が家。
ちゅらのおすそ分けが増え、少し体重が増えたような気がする。

年齢にふさわしい運動で、お互い健康な一年を過ごそうと思う。

(川っぺりを疾走するちゅら。最近、ちゅら父がスピードを上げるとついてこれず、徐々に距離が空くようになってしまった。)

わんこ同士の相性について。

GWの前半戦、実家のわんこが居候犬としての4日間を我が家で過ごした。

「りん」という甲斐犬で、もう8才になるだろうか。義姉にべったりのこのわんこは、甲斐犬らしい野趣がまったくなく、極めておっとりとした性格である。
幼犬の頃からの付き合いなので、ちゅら父に対してはよく懐いている(以前、お世話になっているドッグトレーナーさんからは、「あなたのことが大好きだけど、尊敬はしていませんね」と良好な関係を冷静に分析されたことはあるが…)。

ミニシュナ ちゅらの日常

そんなわけで、我が家に居候をしていた4日間、両犬けんかすることもなく仲良く過ごした。

ただ、同時に散歩に連れ出すのはそれなりの気合いが必要なので、朝のばたばたした時間はちゅらの散歩をかみさんが、りんの散歩をちゅら父が務めるように役割分担した。

りんを連れ出すときのちゅらの反応が興味深い。

りんの首輪にリードを付けて、玄関で靴を履いている。強烈な視線を感じて振り向くと、ちゅらが、なんとも言えない複雑な表情でちゅら父を見上げている。低いすすり泣きのような声は、どこか怒っているような気もした。例えていうなれば、彼氏が別の女と出かけていくのを見てしまったような感覚があるのかもしれない。

それでも、2人同時に連れ出し、いつもの草っぱらで「放牧」させているときは、お互い適度な距離を置きながらそれぞれがのんびり過ごす。

りんが草っぱらの遠く離れた場所にいたときのこと。足元にいたちゅらに、「あのさ、りんを呼んできてくれない?」と冗談のつもりで声をかけたところ、ちゅらはとことこと歩き出し、しばらくすると、りんを連れて戻ってきた。

偶然か、それとも言葉を理解したのか。

「多頭飼い」は大変だと思う。が、犬同士のコミュニケーションの妙を間近で見られるのは面白い。

ミニシュナ ちゅらの日常

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