2011年5月26日、米華字紙・世界日報は、カリフォルニア州選出の米下院議員がフカヒレ禁止法案提出の表明したことを報じた


中華料理を代表する高級食材フカヒレ。しかし、そのためにサメが乱獲され、絶滅の危機に瀕している。米国では保護の機運が高まっており、10年にはフカヒレ漁禁止法案が可決された。

在米華人社会の間には伝統文化であるフカヒレが禁止されたことに対する反発も広がっているほか、中華レストランに与える影響も懸念されている。一部の中華レストランでは批判に配慮してメニューからフカヒレ料理を消しているが、料理の提供自体は常連客中心としてひそかに続けているケースがほとんどだという。(翻訳・編集/KT)

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 高級中華食材のフカヒレを通じて深い縁があり、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた気仙沼(宮城県)を支援しようと、横浜中華街の店主らが「震災復興有志の会」を結成した。手始めに各店の自慢の品を持ち寄り、「震災復興チャリティーバザー」を4月3日、中華街の山下町公園で開催する。

 気仙沼では江戸時代末からフカヒレの製造が始まり、現在ではサメの水揚げ、フカヒレの製造とも日本一となっている。国内だけでなく、本場・香港(中国)の中華料理店でも気仙沼産のフカヒレが使われ、品質の高さは折り紙付き。横浜中華街の老舗や名店も、お得意さんだという。

 「深い縁のある気仙沼周辺の被災者に温かい中華まんじゅうを食べてもらおうと考えたのがきっかけ」と、中華街大通りで上海料理店を経営する陣恵さん。親しい店主2人とともに準備を始めたが、被災地には「せいろ」やコンロが不足していることが分かって断念。代案として浮上したのが、バザーだった。

 この話を聞きつけた約15人の店主が、バザーで扱う中華まんじゅう、焼きそば、点心、中華菓子、中華食材、雑貨などの無償提供を申し出た。いずれも老舗や名店だが、店名は出さずにブースを設けて販売する予定。売上金は当日集める募金とともに義援金として、メンバーらが気仙沼漁業協同組合に届けるという。

 バザーには中華街名物の獅子舞や竜舞も登場。横浜ベイスターズの選手やFM横浜のDJ栗原治久さんも、応援に駆け付ける計画。陣さんらは「気仙沼をはじめ被災地の皆さんには早く立ち直ってほしい。(自粛ムードに負けず)中華街らしくにぎやかにバザーを開き、その“元気”を義援金と一緒に送りたい」と話している
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