中学理科教師のつぶやき

中学校理科教師として250年。ひとつの意見として、ここに私の日々考えたことを記録していきます。同業の方、現役生徒、現役親御さんとのネットでの交流もできるといいですね。


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ようやく桜も咲き始めましたね。
ここでも。
 
ずーっと前に買って読んで
いい本だなあと思った
アンソニー・ロビンズ著/本田健訳
「一瞬で自分を変える法」を改めて読んでみた。
 
読書というのは
1回読んで、へーっと言うのもあるが
これは身につけなくちゃと感じた本は
何回でも読んで
すっかり頭に入れて、実践して
また時々思い出したときに読んで
日常の実践を振り返るというのもあるんだそうだ。
 
普通は、小説でも自己啓発本でも
1回読んで、感心しておしまいですよね。
私はそうでした。
 
でも、本気で知識や技術を身につけたかったら
何回も読む読書が必要だなということで
「一瞬で自分を変える法」を
再読してみた次第です。
 
改めて読んでみると
今、使える技術がいっぱいです。
 
「悪習と手を切るスイッシュパターン」は
理不尽な出来事にイライラしたり
狼狽して怒りに打ち震える自分を
まさに一瞬で切り替えることができるテクニックです。
 
理性的でなく感情の暴走に振り回されているときは
まともな仕事ができなくて困っていましたけど
これを使えば、短時間で泥沼から脱出できるなと。
 
「カリスマが持つ3つの武器」VAK
授業でも同僚の説得にも使える。
 
Vはビジュアル(視覚)
Aはオーディエンス(聴覚)
Kはキネシス(体感覚)
 
相手の特性を掴んで話をしないと
相手はこちらの話を理解できない。
 
生徒の特性を掴まずに
授業でいくらくっちゃべっても
わかる生徒にしかわからないのは
この感覚特性のせいかもしれません。
 
簡単な質問紙テストで
ちょっと生徒の特性傾向を調べてみようっと。
 
その上で、授業を組み立てたらどうなるか?
ちょっと楽しみ。
 
普段の授業でも、VAKの全部が使えるように意識して
話をし、実験をし、板書や資料を提示しているけど
もっと詳しく傾向を掴んだら
何か変わるかな?
 
同僚の説得に関しても
VAKを把握した上で相手を理解していかないと
いつの間にか正しいとか間違っているとかの
勝負の世界に入り込んでしまいますからね。
 
同じ目的を持って取り組みを進める同僚ですから
敵でも何でもないんです。
 
自分とやり方や意見やペースが多少違うからと言って
いらついて、いらつきの原因を探すために
相手の落ち度やだめな理由を一生懸命挙げているようでは
いつまでたっても健全な同僚性は育ちませんね。
 
私自身がずーっと抱えていた問題のようです。
 
人のせいだと思っていたけど
やっぱり自分のせいでしたね。
 
「7つの習慣」にある

「理解してから理解される」を
より強力に進めていくためにも
「一瞬で自分を変える法」で紹介されている
VAKに基づく説明、説得

 
ラポールを築くための
ミラーリング、ペーシング、リーディングといった
テクニックを駆使しながら
わかっていきたいし
わかってもらわなくちゃならんなあと
 
困った状況を
前向きで効果的にリフレーミングするのは
得意ですけどね。
 
自分を一気に最高の状態に持って行く
アンカリングは、まだ試していませんでした。
これは、是非やっておきたいテクニックです。
 
この本は、また読み返す必要があるな。
 
では。
 
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アドラー心理学の研修で

 

赤坂真二先生の「クラス会議」が

アドラー心理学を

学校現場で応用した例だと

紹介されたので

早速読んでみました。

 

 

話し合い活動が

生徒の自立につながり

学級の自治力を高めるのだ

 

と、実践でも会議でも示して

訴えてきましたが

どうも私の周りではピンとこないようで

 

ふむふむ

なるほど

すごいですねえ。

 

どうやるんですか?

なるほどー

 

と 評価されながらも

みんなやらない。やれない。

 

学級の中で自治活動と言えるような

話し合い(会議)がもたれるまで

高まった実践にお目にかかれない。

 

惜しいとこまでいった先生もいたんですけどね。

 

課題の発掘、提起

民主的、組織的討論と決定

取り組みの評価

 

この一連の流れやサイクルを

生徒たち(少なくともリーダー)が

意図的に流したり回したりするためには

3ヶ月はかかるかな~。

 

でも そこまで行かない。

 

私が最後に持った学級(1年生)は

3ヶ月くらいでルールを把握して

6ヶ月くらいで自治活動の効果を実感して

自分たちのトラブルに対処できるようになって

もめ事ウェルカムの状態までいって

学級解散。

 

2年生となって

クラス替えで学年に散らばった「くす組」は

それぞれのクラスで自治的に活動を回しだす。

 

私は担任はずれて学年長。

 

学年内のトラブル解決に

生徒自身が取り組むのを

面白がってみていました。

(教務の先生には謝ってばっかりだったな)

 

3年生になるときにまさかの転勤。

 

あとは生徒任せで楽ができるなあ

どうなるか楽しみだなあと思ってたのに。

 

残念でしたが

風の噂で、生徒総会で他学年に噛みついて

なかなか面白いもめ方をしたと聞きました。

 

その生徒たちが中学校を卒業した後も

その学年の保護者の方から

「くす先生の学年は、かなり話し合いとかやってたじゃないですか。子供たちも、あれよかったよって、今でもいいます。」

と言われ

おお「くす先生の学年」って言うんだ…と

自己満足に陰でほくそ笑んだりなんかして

 

話し合い活動を充実させて

自治的、組織的な強固な学級をつくるのは

ええと思うんですけどねえ。

 

話し合いといいながら

結局、先生の説教タイム

生徒の懺悔反省タイムになっちゃったりなんかしてね。

 

残念だよね。惜しいよね。

 

赤坂先生の「クラス会議」では
学級の話し合い活動を
どのように組織していくかが
1つの方法として提案あされています。
 
話し合いの形式にこだわらずに
話し合いの重要性をわかりやすく示し
具体的な展開例が必要十分に紹介されています。
 
本の内容としては
 
ここで言う「話し合い」は
生徒を成長させるためのツールであって
話し合いをしたからと言って
生徒が成長する保証はない。
 
ただし
 
実践的にその確率が高まり
生徒の成長にとって効果的な体験をさせることができる。
 
生徒の成長とは、自立である。
穏やかに学級経営をすることではない。
問題なく学級経営することは
生徒の成長につながるとは思えない。
 
クラス会議というツールを使って
問題の掘り起こしから解決に至る過程が
生徒の自立を促すと薦めています。
 
全くもって賛成ですが
これを実践に移すとなると
若い教師は二の足を踏むだろうなあ。
 
話し合い、自立、自治
 
これらを主体とした学級経営は
大変な労力を要する。
教師自身の価値観がぶれないように
自分自身の管理が必要となるのです。
 
先生が生徒をペット化することで
「いきいき」とした「規律ある」学級をつくる方が
楽だしわかりやすいんだよなあ。
 
でもねー
 
本当の意味で生徒を成長させ
問題解決能力の高い人材を育てようと思えば
担任のパフォーマンス頼みのペット化教室ではなく
自治のある学級作りに
行き着かざるを得ないでしょうと
思うんですけどね。
 
「クラス会議」では
生徒の自治能力を高めるための話し合いを
いくつかの形式として提案しています。
 
それも、必ずこうでなくてはならない
と言った形式主義に陥らずに提案しています。
 
形から入る者
修正して実践する者
 
どちらも許容しながら
生徒の自治能力を引き出す点だけはぶれずに
予想される指導者のつまづきポイントを示して
現場の教師を励ましている参考書です。
 
ぜひ
 
中途半端な実践となってもいいから
試してもらいたい。
 
成果が見えない
時間がないと感じて
途中で撤退してもいいから試してもらいたい。
 
惜しいとこで終わっても
次には突き抜けるかもしれないじゃないですか。
 
元に戻るのは簡単だからねー。
 
近年の教師の狂乱的な忙しさは
教師個人のパフォーマンスの追求の結果です。
 
教師はパワーアップしても
生徒は、恩恵を蒙るだけでパワーアップしない。
 
同じ苦労をするなら
生きる力がないけど見栄えのする「いい子ちゃん」よりも
たくましく生き抜く力を備えた人間を育てる研究と実践に
取り組んだ方がいいと思うんですけどねー。
 
自らも
見えない飼い主に従おうとする習性を持った
ペット教師には理解できない概念かもなー。
 
うちの若い者にも、薦めてみるけど
見向きもされなかったら悲しいなあ。
 
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新学期がスタートして
2週間目。
 
今週は、家庭訪問や部活動見学
応援歌練習などがあって
ばたばたな毎日が続きますけど
 
学級経営的には
手の抜けない1週間となりますね。
 
生徒もばたばたなら
教師もばたばたですから
指導の隙を突いて
勝手なルールや上下関係が
自然発生するのがこの2週目。
 
意図的に学級のルールやムードを
つくりたかったら
この忙しい中でも
集団に手を入れなくちゃいけません。
 
掃除、給食などの当番活動
配布物係などの係活動は始まっていますので
何らかの課題や不具合が発生していることでしょう。
 
小さな課題や不具合こそが
最初の取り組みに最適なテーマなんですね。
 
今は忙しいから良いかとか
後からゆっくり取り組もう
なーんて 考えちゃいけません。
 
今しかありませんよ。今しか。
 
例えば、学習係は何か動き始めていますか?
広報係は、何かやっていますか?
授業や業間のクラスの雰囲気はどうでしょう?
 
全く問題が見当たらないなら
合唱の活動をスタートさせるとか
学級新聞の発行をさせるとか
忘れ物点検を始めさせるとか
 
先生がトップダウンで提案するんじゃないんです。
班長を集めて班長会議で現状分析
必要なこと、できることを見つけさせて
取り組みをスタートさせます。
 
学級になれて気ままな個性を発揮する前に
取り組みを仕掛けることで
集団と個人の良い面を出させることが
簡単にできます。
 
みんな緊張していますからね。
 
まあ、後は担任さんの
生徒観察、現状分析
班長とのコミュニケーション
アイデアとセンス次第です。
 
磨け磨け。
 
 
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