匀~とは裏腹に、何とも嬉しそうな笑顔を見せている。
「ミッキー、今、東劇場に出てるんでしょう？ 評判良いわよ。
でもさ、よく、この小樽で舞台に立つ気になったわねぇ???。
皆で、そう噂してたのよ。」
ママがコーヒーを入れながら言ってくる。
店中にコーヒーの好い香りが広がっていく。
（つづく）
第２話 夢は屯（たむろ）する （その1153）
「??????。」
美由紀は、ママのその言葉に何も答えなかった。
「あ、あら???、いけなかった？」
ママがそう問い直してくる。
訊いてはいけないことを訊いた？ きっと、そういう意味なのだろう。
また、源次郎と美由紀を見比べるようにする。
「ううんアグ ブーツ 店舗
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???、構わないけど???。」
「だ、だよねぇ～???。そんな上辺だけの関係じゃあないんでしょうし???。」
「??????。」
「うふっ！ ミッキーも相変わらずよね？」
ママは、ふたりの前にコーヒーを出しながら笑うように言う。
「ん？ な、何が？」
「ちっとも変わってないって???。そういうこと???。」
「それって、成長してないってことかしら？」
「ううん、とんでもない。美人になったし、胸も大きくなってるし、何よりその腰つきが色っぽくなったわよ。悔しいぐらいに???。」
「じゃ、じゃあ???。」
「私が変わってないって言うのは、ミッキーのその純粋でまっすぐな性格よ。それと、男の好み???。」
ママは、そう言って目を細めた。
「ママったらぁ???。」
美由紀は、そう言いつつも、源次郎の方をチラッと見る。
「いつからなの？ こんなに美味しいコーヒーを出すようになったのは???。」
美由紀は、出されたコーヒーを口にして訊く。