chuang18のブログ

ブログの説明を入力します。


テーマ:
うが、ましてや昼型(デイタイム)だろうが関係ないのです。

 「ジジイ、どういうつもりだ!?こいつらを前に出して今更何がある?」
立ち上がれぬほどの重症を負っている2番隊隊長の陸奥忠信(むつ ただのぶ)がそう怒鳴ると、大久保翁はいつも以上に力強くボサボサの髪を掻きながら、
「ゴリラは黙っておれ。手はこれしか無い。乾坤一擲(けんこんいってき)の策じゃ。信玄公の娘を出せ。」

 私は自分の耳を疑いました。
 信玄公の娘とは、山梨県出身の妻を指しているのは明確です。私が指名されるのであればまだしも、大久保翁は妻を狼の餌として差し出そうとしているのでございます。

 妻が蒼白な表情で私を見ました。
 当たり前でございます。
 
 私は持っていた銃を大久保翁に向けました。
 これ以上やつが何か喋ろうものなら撃ち殺す覚悟でございます。
 大久保翁は見開いた時計 楽天casio
時計 人気casio
時計 通販casio
目で私を見返しました。

 「わしを撃ったところで狼に噛み殺されるのじゃ。死ぬことには変わりはあるまい。」
 「黙れ。あんたの自分勝手な話はもうたくさんだ。」
私は憎しみを込めてそう返答しました。これまでの期間で、このじじいがどんな犠牲を払っても自分の野望を貫こうとする最低な人間であることを嫌というほど思い知らされておりました。

 私は限界を感じていたのでございます。
 こんな人間と共に生きることも、生き残るためにこれほどのエゴが必要だということも。

 洞窟の入り口では30匹の狼の突入が始まりました。

 仁王像のように立ちはだかる沖
いいね!した人  |  コメント(3)
PR

[PR]気になるキーワード