【四川料理 レシピ】四川人の心の味!おかず最高峰、回鍋肉(ホイコーロー)!!
葉にんにくを中国語で青蒜(qing suan)というのだけど、
通常の回鍋肉は青蒜と茹でたバラ肉(五花肉)のコンビネーションです。
回鍋肉のバリエーションでいうと有名どころは以下である。
①回鍋肉 ※葉にんにく+バラ肉
②青椒回鍋肉 ※ピーマン+バラ肉
③甜椒回鍋肉 ※赤ピーマン+バラ肉
④連白回鍋肉 ※キャベツ+バラ肉
⑤锅魁回鍋肉 ※①回鍋肉を小麦パンで挟んで食うやつ
冬になったからだと思うんだけど、芝山ショッピングセンターで「にんにくの葉」を発見。
※にんにくから生えてきた葉。
しかも100円!!さらにおととい下煮しておいたバラ肉もあり
これは回鍋肉を作れといわんばかりだったので、今日は①回鍋肉を作ります。
※中国とかの葉にんにくは大きなネギみたいだけど、
今日買った葉にんにくはニラみたいにひょろひょろしていた。まだ時期が早いから?かな。
<一人用>
材料:バラ肉(約100gぐらい)、にんにくの葉(1束)
調味料:豆瓣醤(大さじ1)、甜麺醤(小さじ1)、酒(小さじ1)、みりん(少々)
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①バラ肉をゆでる。
鍋にバラ肉がつかるぐらいの水入れ、バラ肉どぼんと入れて
強火で煮る。沸騰してきたら、弱火で30分間煮る。
30分間煮たら、ラップかけて冷蔵庫に放置(2、3日もちます)。
②バラ肉を切る。
できるだけ薄くでかくバラ肉をスライスします。
固くなっているので、結構切れやすいけど、脂肪分があるとのでちょっと切りにくいです。
③にんにくの葉を切る。
根元の茎部分は捨てて、ざっくり好きな大きさに切る。
※途中うまく肉がきれなかった・・・
④炒める
強火でフライパンを熱し、煙が出てきたら、油(大さじ2)をしいて、フライパンに油のまくを作る。
そして、中火にし、バラ肉を炒める。
⑤調味料を肉にからめる
バラ肉が色付き始め、肉がそってきたら、フライパンの手前の方にスペースを作り
豆瓣醤、甜麺醤を炒める。
香りがしてきたら、バラ肉に絡めて、酒を入れ、みりんを少々入れる。
⑥仕上げ
にんにくの葉を入れて、鍋を回し、肉にからめて、ちょっとしなってきたら、完成。
※火はすぐ通ります。
※シンプルな材料でおいしくできます
※にんにくの葉が見た目はニラっぽい感じだっけど味はしっかりしてました。
ちょっと収穫が早かったかな。
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回鍋肉の思い出
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四川にいた時にダントツで一番食べたのが回鍋肉でした。
四川料理で何が一番すき?ってきれたら、うーん、火鍋か、回鍋肉だな!!
というぐらい回鍋肉が大好きでした。
回鍋肉というおかず(菜)のみならず、回鍋肉面、回鍋肉炒飯など
メニューで「回鍋肉」という文字がある場合、その単語に対して、
何か肯定的に捉えてしまい、味を過剰にイメージしてしまい、
ついつい注文してしまう、、、そんな愛すべき回鍋肉。
日本でもここ近年随分ポピュラーになりつつありますが、
日本で食うと残念なことに甜麺醤ベースで”甘い”料理になってしまっています。(´・ω・`)
本来の回鍋肉は豆瓣醤がベースで、甜麺醤は控えめに甘さを演出、
深い味わいの豆鼓も少々入れるというのが、本場です。
あと肉の下茹でもしていない。これ絶対必要です。
※肉を鍋にもどす(回)というのが、回鍋肉。
今日はちなみに回鍋肉でご飯三杯くってしまい、お腹いっぱいで苦しいです・・
あぁー愛すべき回鍋肉!!(・∀・)