東洋大ライフデザイン学部准教授で、NPO法人「楽」の理事長を務める柴田範子氏はこのほど、NPO法人介護者サポートネットワークセンター・アラジンが主催するセミナーで講演し、地域社会と小規模多機能型居宅介護施設の連携の重要性を訴えた。

 柴田氏は、自らの法人で運営する小規模多機能型居宅介護事業所「ひつじ雲」の活動内容を交えながら講演。「デイサービス」「訪問介護」「ショートステイ」の3要素を一体的に運営し、24時間切れ間なくサービスを提供できる小規模多機能型居宅介護について、「(3つのサービスを)同じスタッフが一貫して行うため、要介護者も家族も安心できるという長所がある」と説明した。

 また柴田氏は、小規模多機能型居宅介護や地域住民の支援を受けながら、痰の吸引などが必要な母親や入浴を拒否する認知症の母親を在宅で介護し続け、最期を自宅で看取った家族のケースを紹介。その上で「(小規模多機能型居宅介護事業所が)地域の協力を得ることができれば、より多くの人を、在宅で最期まで介護し続けることができるはず」と、施設と地域の連携の重要性を指摘した。また、連携強化のための具体例として、消防団や町内会の運営への参加や介護相談を実施している「ひつじ雲」の取り組みを挙げた。


【関連記事】
認知症対策の先進地・大牟田市の取り組みを紹介
介護が政治に望むこと(3)「地域での小規模多機能、求められるのは当然」―小規模多機能連絡会・川原秀夫代表
「施設は本当に足りないのか?」―小規模多機能連絡会・川原代表
障害者向け小規模多機能の生活介護を全国展開へ
小規模多機能、「居住」機能併設は3割

葬儀業者から「心付け」大阪市が10人懲戒免職(読売新聞)
樽床氏が出馬に前向き=民主代表選(時事通信)
菅首相 米大統領と電話協議 普天間、日米合意履行で一致(毎日新聞)
強い経済、外交は日米が基軸…菅氏会見要旨(読売新聞)
「天安門」学生指導者?中国大使館に侵入(読売新聞)
AD