信長も見た“津島天皇祭” | kai遊録

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日本国内の城郭を回遊してます

ブログ停滞してますkaiです。


なんとこの夏、2度目の熱中症手前でダウンしてましたー暑い・・・


城攻め中は汗をダラダラ掻くので必然的に水分飲みますが、


家にいるときはほぼ飲まないので、軽い脱水症状が原因でひどい頭痛でした。



そんなこんなで継続してた毎週城攻めが途切れてしまいましたー凹む


(意地で仕事帰りに石碑だけの城行ったけど、カメラ持ってないの忘れたっていうオチaya





それはそうと


7/27(土)に津島天皇祭っていう日本三大川祭に行ってきました花火


(7/28(日)には朝祭りがありましたが、宿がとれなかった事もあり諦め)



きっかけは大分の城ガール隊員(私は城ガール隊No.1の行動力の持ち主だと思ってます)が


信長が見た津島天皇祭を見たいから名古屋行く!」との言。



で。当の東海城仲間たちは・・・


「・・・ナニソレ?」


「あー。新聞で見たことある。行ったことはないけど」


な状況で5人もいたのに、誰も行ったことがないとキタwははははははははははははh



というわけで、大分県民さんの尾張観光にご同行させていただきました~。


(自分からは行きたいとは思わないけど、皆が行くなら行きたいってねw)




まずは熱田神宮神社



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信長塀見て、パワースポット(だという)清水社行って、



「刀剣展だから草薙の剣(天叢雲剣)も見えるかもよ!?」と言うので、宝物館へ行ってみました。




受付の方に尋ねたところ


ニコニコ。御神刀だから、永久に見られないんですよー。


(中略)もし見られるとしたら、天皇陛下だけ」とのこと。


この受付の方がとても感じのいい方で、草薙の剣の逸話を教えてくださいましたありがとう



うーんと・・・ね


三種の神器のうち刀は代用品で、本物の草薙の剣はそれ以前から熱田神宮に奉納してあった。


勾玉と鏡は本物だったから源氏は必死になって回収した」 だったかと。


(鏡も代用品って仰ってたかな?)


Wikiペディアさんによると鏡は伊勢神宮の内宮に奉納、勾玉は皇室が所有してるそうです。



他にも教えてくださったけど(中略のところも含め)覚えてない・・・ブゥー{メモもってけばよかった・・・





宝物館は撮影禁止ですが、正面に展示してある真柄太刀は写真OKとのこと!



姉川の戦いで活躍された真柄十郎左衛門(真柄直隆)さんが使用したという刀ですよー。


(深入りしすぎて討取られちゃうらしいですが汗2



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おおおっ!びっくり!



こんなバカでっかい刀、両手持ちでも振るえないでしょうよっ!


日本の一般成人男性より長いじゃない、これ!?!


(とある方がテンションあがりすぎて「スケールになろうか!?」と地面に寝そべろうとしたので


止めました)


こんなの持って鎧兜を着けた人が乗ったら馬、走れないデショwww


ってゆーか、抜けるのこれ?どうやった提げるの?



(抜き方やら提げ方云々は宝物館であれこれしゃべってたら、


警備員のおじちゃんが教えてくれたんだけど、私にはよォわからんかった顔文字



Wikiペディアさん情報によると約175cmだけど、



刃長 221.5cm 重さ 刀身 約4.5kg
 


江戸時代の式正大小の大刀(打刀)が通常 刃長71cm前後、重さ約0.9kgなので


通常の刀の約3倍の長さ、5倍の重さ (説明書きを要約)


と書いてあったよ(Wikiペディアさん、全然違うじゃあないか(苦笑))


と、のっけから興奮していざ宝物館へ~。



私ひとりだったらパパパッと15分で見終わりますが(むしろ一人だったらたぶん入館しない)


刃紋大好きフォロアーさん(自称 刃紋変態)の影響や、


美濃の関は刀鍛冶で有名な町で関鍛冶伝承館に行ったメンバーさんも居たりと


45分くらい、しゃべりながらじーーーーーーーーっくり見学しました顔文字




どっかの資料館で「刃を下にして展示してあるのは太刀、刃が上にしてあるのが打刀」って


聞いたもんでそれを確認してたんだけど、


「刀」って書いてあるけど太刀の展示の仕方をしてるのもあり、「あれ?aya」状態に。



それを皆に話したら「え?打刀??」って逆に質問されちゃった。


室町前後で種類が変わるって解説してたんだけど、情報元が漫画(るろ剣)だもんで、


自信なくなってたら警備員さんが解説してくれました(^o^)



で、その警備員さんによると刃の向きは基本は


「太刀は刃を下、打刀は刃を上」にするけど意匠を見せるために置き方を変えることもあるんだって。


ほうほう。なるほど!真柄さんの大太刀は打刀と比べるために上向けてあったのかな?




この宝物館の展示は毎月変わるそうで6年間毎月来訪すると制覇できるとのことです!




その宝物館に「刈谷城築城480年記念展 」のチラシが張ってあり、急遽目的地変更~!


(そのせいで勝幡城いけなくなって、ちとしょぼーん(´・ω・`)」



絵図がいっぱい展示してあったり、ガイドのおじさんに兜のお話を伺ったり、


CGビデオを見たり、なぜか関東や東北の城のパンフがあってもらいまくったりしました!


資料館は無料とは思えない充実さ!(最初、無料だと思わなくてどこが受付か探したw)


展示室を見学しててふと振り返れば、なんとフォロアーさんじゃないですかぁ!!

刈谷にいるというツイートを見た(別の)フォロアーさんが「近くにいるから行きます」ってことで合流、


そのまま津島天皇祭までご一緒しちゃいました!


すんごい偶然!ワラッ 


私は旅行中、基本的にツイートしないから、こういうこと起きないんだけど悪くないですね!




刈谷城と於大の方(家康さんの母親)の銅像を見に行こうとしたのですが、


お祭りで山車(神輿?)が練り歩いたことと、時間の関係で車窓見学ドライブあせる


そのあとは名古屋市の桶狭間公園でプチ桶狭間の戦い再現をし、


豊明市の古戦場公園で、愛知のフォロアーさん1人追加~。



津島に移動して幼少のころ清正が盗賊退治をしたという上河原を見て、


津島駅で大阪の城ガール隊員さん1人追加~!


(この方は城ガール隊No.2の行動力の持ち主だと思っております)




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楼門  豊臣秀吉 寄進(1591年)



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南門 豊臣秀頼 寄進(1598年)


撮り忘れましたが、本殿は松平忠吉の妻 寄進(1605年)です。



松平忠吉は関ヶ原の戦いで(間接的に)福島正則から一番槍を奪っちゃった人です。


それが災いしてか、そのとき負った傷で死んじゃうんですけど清洲藩主でした。




これが津島天王祭の巻藁舟ですー!



(三大川祭とのことですが、現在は池です)



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470年ほど前、吉法師こと織田信長様もこれを見たと・・・。うるうるう~~、感慨深い!



有料席が設けられてるので、柵やらなにやらでいいスポットでは撮りにくい仕様になってます。



私たちが陣取ったところも(←おおげさ)結構いいスポットだとは思いますが、


正面から、間近で見上げるように見たほうが断然イイ!とのことでした。


むぅ、やっぱ着いていけばよかったなー手


行動力No.1の方は1人デジイチを片手に特攻されました。大分からこれのために来たんだからね(^v^)




会場や駅はすごい人人人で、コンビニが入店規制するわ、閉店するわだったのですが、


ちょっと離れた(臨時?)駐車場に無料で車を停められましたし、


道路も思ってたほど混雑していませんでした。



たまにはお祭りに行くのもいいですね竿燈祭り (・v・)ニコ