2007-04-05 21:06:38

それでもボクはやってない

テーマ:ドキュメンタリー”調”

鑑賞しにいったのは、2ヶ月くらい前ですが。



周防監督、今回はこうきましたか。
日本の刑事裁判制度への問題定義のために、
痴漢冤罪を入り口にして、ストーリーが進む。

疑わしきは罰せず、という言葉良く聴くけど、
日本の刑事裁判においては、
「疑わしきはとりあえず捕まえておけ」
罪を犯したということ前提に、調査も裁判も進む。





裁判官も公務員。
彼らにも出世競争もあるし、転勤もある。
いかに効率よく時間をかけずにそれぞれの案件をまとめるか。
彼らは彼らなりに職務を全うしているだけだろう。
なのに、なんで、冤罪なんてことが起きるのか。

そんなことを、この映画は大衆にわかりやすく教えてくれる。

なんでそんなものを、と思っていた、
陪審員制度の可能性を今回初めて感じたのだ。

国や裁判官のご都合に影響されない、制度としては有効なのかもしれない。

また、この映画について特筆したいのは、
痴漢冤罪を取り扱いながら、痴漢被害者への配慮も わすれていないこと。

痴漢冤罪をテーマにしているが、もとより多く痴漢被害で 苦しんだ人がいる。
そもそも、これは、痴漢という卑劣な行為が存在するからで、

その撲滅にこの映画が貢献できたら幸いです。

といったことが本編にはもちろん、パンフレットにも きちんと記載されている。


以前、R25で「痴漢冤罪から逃れるために」といったテーマ
で、いかに駅員に連行されないようにするかなど、
法律上の小手先のテクニックだけをのせた記事があった。

私はこの記事に憤りを感じた。
これでは、本当に痴漢をした人間に抜け道を教えるようなものだった。
痴漢被害者の視点はまったくなかった。


女性車両などの登場でオンナが騒ぎすぎという風潮もあるが、

しかし、そこまで騒ぐくらい私たちは我慢してきたのだ。

泣き寝入りをしてきたのだ。

私も20歳前後、よく痴漢にあったが恐怖のあまり痴漢の顔すらみることが

できなかった。


今でこそ、女性がやっと声を出せるようになってきた。

その結果、冤罪もでてくるようになった。


しかし、そもそもは痴漢なんぞする人間がいるから、生まれるのだ。

性的行為は、当事者間の同意があるのが大前提のはず。

周防監督が言うように、満員電車こそが諸悪の根源で、それをなくす努力が必要である。

すぐには難しくても、どうにか考えていただきたいものである。

>鉄道各社さん


それでもボクはやってない公式サイト

http://www.soreboku.jp/index.html

コメント

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1 ■私、痴漢って遭ったことないんですよね

貧乳だからだろうか…それとも態度がでかいから?

バイトで、AVやピンク映画の痴漢シーンのエキストラとか行きますけど、
あれは完全に男の妄想ですね。
痴漢されて喜ぶ女がいるか!といつも突っ込みたくなります。
でも、バカな男がまたそのAVを信じちゃうという頭の悪い悪循環が……。

ところで、この映画は確かに色んなことを気付かせてくれ、大変お勉強になったけど、
監督のメッセージが前面に出すぎていまいち楽しめませんでした。
もっと笑わせてくれるかと期待してたんで。

2 ■克子さん

わたしも、高校・浪人時代によくあいましたが、
今はぜんぜんありません。
駅員に突き出す自信がでてくると、触ってこない
ですね。
そういえば、今は引退したAV監督の風吹あんなさん曰く、
「おおよその場合、痴漢する奴は、バックで入れられないくらい短小だ」と。
性犯罪犯す男って男性性に自信のない人なんでしょうね。まったく。

周防監督、たしか、エンターテイメントは考えなかったらしいですもんね。
見終わって、ずっしり重かったです。

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