2012-04-12 11:36:48

栄光への5000キロ

テーマ:映画・テレビ


ほぼ週刊チョロQ通信-栄光への5000キロ


 この映画もNHKBSプレミアムで放送されたものを録画、海外配給用編集版。

 石原裕次郎という役者をあまり好きではないので、最初は録画するつもりはなかったのだが、まあ珍しい自動車映画だし・・・という消極的な理由で録画。


 冒頭はモナコラリーのシーン。

 落石だか雪の塊だかに乗り上げて大クラッシュ、主人公は瀕死の重傷を負う。フーン、ラリー映画なんだ、5000キロってくらいだからな。

 ところが日本に帰ってきて主人公が乗るのが日産のR381。しかもテストの舞台は日産の旧村山工場と思われるオーバルコースだ。

 そして舞台は富士スピードウェイへ。

 相手チームの一台が主人公のマシンを一周待って前に出て、露骨な蛇行運転をしてブロックし、その隙に本命のチームメイトが主人公のマシンを抜き去り優勝・・・・・・・・・・というストーリーには頭が痛いが、まあ今作ったってこんな感じのストーリーになるんだと思う。レース関係者にとってはフジヤマゲイシャぐらいの違和感がある。

 さて富士の日本グランプリで見事2位に入った主人公の次なる舞台はサファリラリー・・・・というフジヤマゲイシャ的な目茶苦茶な・・・・・とここまで書いて思ったのだが、昔のドライバーってレースやりながらラリーに出たりしてたのかな?そういえば星野さんもラリーカーのテストをやったことがあるって言ってたし、マツダ系の寺田陽二郎や片山さんなんかもラリーに出たことがあるって、何かで読んだことがある。

 しかし少なくとも、海外の一流ドライバーはそんなことはしていないはず、だってレースとラリーじゃ車の走らせ方が全く違うから。


 まさに産業遺産的な映画である。

 日産村山工場と思われるテストコース。富士スピードウェイ旧コース、特に30度バンクは様々な角度からいやというほど見ることが出来る。チェッカーの瞬間には取り壊されたガラス張りのコントロールタワーも。


 石原裕次郎は、映画は映画館で見るものという信念を持っていたそうで、これまで石原プロの制作した映画はビデオ化、DVD化されていない、テレビでの放映もかなり珍しいことらしい。お宝の一枚、録ってて良かった。



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2012-03-22 17:56:36

GRAND PRIX

テーマ:映画・テレビ

ほぼ週刊チョロQ通信-grandprix


F1がBSに移ったからという訳ではないが、最近BSの番組を見る機会が多い。

 特にNHKBSプレミアムの映画番組が気に入っている。画質も良いし、何よりもCMがないので編集の手間がないのが良い。


 先日は「グランプリ」という映画をやっていた。

 アメリカ映画だが60年台のF1の世界が舞台で、ヨーロッパのレース、サーキットの様子が良く解る、資料的な価値の高い作品だ。

 オープニングはモナコGP、その次はスパフランコルシャン、しかも1970年まで使われていた全長14キロのオールドコース。

 池の多いザントフォールトのオランダグランプリ、森に囲まれたブランズハッチでのイギリスGP、そして最後はモンツァ。

 1960年、61年に使われたオーバルとロードコースを組み合わせた複合コースが舞台で、オーバルとロードコースの立体交差が物語の一つのキーになっている。

 主人公のライバルにはジャッキー・スチアートをイメージさせる英国人ドライバーが出てきたり、グラハム・ヒルなどの往年のドライバーの若かりし頃の姿をサーキットのレストランやドライバーズ・ミーティング(?)のシーンで見ることが出来る。


 こういう映画はどうしてもオフィシャルの目線で見てしまうのだが、コースサイドに人が普通に出ているのに大変驚いた。

 チェッカーフラッグを振るのにほぼコース中央まで出てくる。サインボードをピット・ウォールの下のコース上で出す。ん?ピットウォールがない!

 現在のサーキットではチーム関係者も観客もレース中は一切コース上に出ることは許されない。理由は言うまでもあるまい。

 モナコのヌーベル・シケインの事故のシーン。現場旗で黄旗を振るおっさんに誘導されて看護婦が5、6人コースを横切る。まあこれは映画の演出だとしても、スパのオールドコースでコースの脇に群がる観客は演出で

はないように思う。

 牧歌的と言えるかもしれないが、現代のレースしか知らない人間としては信じられない光景だ。

 それに人が良く死ぬ。

 こんなに大きなアクシデントがあったら、と現代のレースなら、間違いなく赤旗中断となるところだが、たぶん当時のレース関係者もこの部分は憤懣やるかたなかったのではないか。

 最後は親友のドライバー(イブ・モンタン)が事故死するからからわらで主人公のドライバーが優勝し、年間チャンピオンも獲得するのだが・・・。

 そういう堅苦しいことを除けば、車好きにとって文句なしに楽しめる映画だ。

 ホンダをモデルにしたヤムラというチームが参戦していて、その社長役を三船敏郎がやっている。この映画が彼にとってハリウッド初進出の作品なのだそうだが、さすがに世界の三船と呼ばれるだけあって堂々とした演技ぶりだ。


 レース好き、特に古い車が好きな人にとっては必見の映画です。

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