世に自分の存在を知ってもらうための方法はマーケティング戦略と同じく「プッシュ戦略」と「プル戦略」があります。
プッシュ戦略とは、飛び込み営業や知り合いの業者やクライアント先を通じて自分の存在を知ってもらう、いわば「売り込み」の戦略であり、プル戦略とは自らの存在を広告等により広く知ってもう、いわば「待ち」の戦略です。
知ってもらうためにはどちらも大切ですが、まだ実績もない段階では自らを広告するプル戦略は効果的ではなく、開業当初は人脈を通じて知ってもらうプッシュ戦略が主流になります。
従って、サラリーマン時代にどれだけの人間関係を築き上げてきたか、その広さ、深さ、大きさが開業当初の受注結果にも大きく影響します。
実際に、私自身も初めの1年間の仕事は全てサラリーマン時代からの人脈によって受注したもので、電話やホームページ問合せなどによる新規顧客の獲得は全くありませんでした。
サラリーマン時代の人脈により、実績(受注)を積み、そしてその実績を基にしてプル戦略を構築していくという流れが重要です。