百貨店の店頭には早くから出回ってますが、
近所のスーパーでもお手頃価格で並び始めましたね!
母が筍が好きだったので、
子供の頃は、この季節になると、
叔母の山で掘った筍が、これでもかというくらい何本も届けられ、
たけのこの若竹煮・たけのこご飯・たけのこの天ぷらetc・・・と、
たけのこ料理が毎日のように食卓を賑わせました。
たけのこは茹でたものも売っているけれど、
家で米ぬかと唐辛子を入れて茹でた方が断然美味しい!
先端部分の皮はやわらかいので繊維に沿って千切りにし、
酢のものなどに、
真中は煮物、
下の部分は硬いので、小さく切って、
タケノコご飯や木の芽和えなどにと、
皆さんもよくご存じの通り、
部分ごとに料理方法を変えるのが基本ですが・・・。
”たけのこ”といえば”木の芽”は絶対はずせません。
木の芽のないタケノコなんて、
辛子のついてないおでん、
いや、わさびのついてない刺身、
青のりの掛かってないとろろごはん、
例えがどれもしっくりこないような気もしますが、
私的にはそれくらいなくてはならないものです。
たけのこの若竹煮
備前風ひだすきの自作の器に盛って・・・
材料2人
たけのこ 1本
乾燥わかめ 5g
だし 300cc
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1.5
薄口醤油 大さじ1
木の芽 適量
①、タケノコを生から茹でる場合は、
皮がついたままでタケノコの先を斜めに切り落とし、
1か所縦に切り込みを入れ、
タケノコがしっかり被るくらいの水に米ぬかを一握りと唐辛子を入れ、
1時間茹で、そのまま鍋ごとゆっくり自然に冷ます。
料理に使いきれず残った場合は、水を張った容器に入れて冷蔵庫で保存。
先端部分の皮はやわらかいので繊維に沿って千切りにし、
酢のものなどにどうぞ!
②、乾燥わかめは水かお湯につけ戻し、適当に切っておく。
③、①のタケノコの皮をむき、先端は縦切り、
以下の下の部分は輪切りにする。
④だし・酒・砂糖・みりん・醤油をあわせて、タケノコを入れ弱火で15分位煮る。
⑤、②のワカメは、くたくたが好きな方は、早めに④の鍋に入れ煮る。
しっかり目が好きな方は、火を消す5~10分前に入れて煮る。
⑥たけのことワカメを器に盛って、木の芽を添える。
ポイント
・たけのこはあくが強いので、新鮮なうちに、米ぬかを入れて茹でること。最近は、買う時にたけのこと一緒に米ぬかも付けてくれる。もしなければ、米のとぎ汁で煮る。
・ワカメは、くたくたが好きな方は、早めに④の鍋に入れ煮る。
しっかり目が好きな方は、火を消す5~10分前に入れて煮る。
・塩もみワカメを使う場合は、しっかり塩気を抜かないとしょっぱくなる。
・木の芽は掌にのせ軽くたたてから添えてやると、香りがよくなる。
応援、よろしくお願いします。