しょこらのまんが日記

このブログではまんがの感想&紹介、評論などをしています。すべてはまんがと作家、キャラクターへの愛に基づいています。笑って許してください。
単行本発売後はネタばれOKとさせてもらいます。自衛よろしく。


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しょこらのまんが日記-王家の紋章54
こんにちは、しょこらです。


『王家の紋章』54巻の感想を書く前に一度全巻読み返そうと思い立ち、漫画喫茶に通うこと2回。滞在時間は4時間半で読破してしまいましたああ。


本日のメインは少女まんが界屈指の長寿作品の偉大なるマンネリ度を説明します。ただあらすじを書いてもつまらないので簡単な問いを立てて内容をまとめてみました。この作業によって作品の特徴が浮き彫りになるはず。


そのまえに・・・


<54巻感想>

キャロルがメンフィスによって救出されエジプトへ帰還します。よかったね。今回誘拐から救出まで6巻かかりました。お疲れ様です。

最近気になるのは度重なる戦争によるエジプトの財政です。


<王家の紋章をいろいろ数えてみた>

Q1:キャロルは何回過去と未来を行き来したのか?


Q2:キャロルは何回さらわれたのか?


Q3:キャロルは何人の男性から「欲しい」「好き」と思われているか?


ほかのことも調べたらきっと面白いのですがそこまでやると膨大な時間がかかりそうなのでやめました。

とりあえず大まかに数えました。細かいこというときりがないのであしからず。



A1:キャロルのタイムトリップ回数54巻現在 

  過去へ(1,3,8、24巻)4回、未来へ(2,7,20巻)の3回


A2:キャロル誘拐・軟禁回数:18

   (内訳イズミル王子6、アルゴン王1、ラガシュ王1、アフマド1、アイシス1、ミノア王国1、アトラス1、ジダンタシュ1、その他2巻2、盗賊1、スペンサー1、大商人バザル1)


A3:キャロルを好きな人:12(※ライアン兄さん、アマゾネスの女王は除く・・・)



1巻から読んで感じたことは、少女まんがにしては残虐非道ということ。

まず、主人公の痛めつけれれ方が尋常じゃない。

コブラにかまれる、ムチで拷問される、肩にナイフが刺さって重体、骨折、ライオンにかまれ重体。

無理やり襲われそうになって自ら毒を飲む、メンフィス浮気疑惑で入水?、妊娠発覚で恋敵から突き落とされ流産。暗殺の危険は日常茶飯事です。


しかも誘拐・軟禁回数が18回とはアウンサン・スーチーさん、『有閑倶楽部』の悠理もびっくりです。

キャロルを助けるためだけに起きた戦争
エジプト対ヒッタイト
エジプト対アッシリア
エジプト対バビロニア


その他にもキャロルを助ける過程で参加した戦争もたくさんあります。

特に、キャロルが戦略をたてた戦では、アッシリアの王城は泥土と化し、世に名高いバビロニアのバベルの塔は爆発炎上。

というわけで、キャロルは少女まんが史上、最も大勢の命を犠牲にし、かつ破壊しまくり、一方で誘拐・軟禁されまくった主人公です。

たぶんこの損害はフランス革命に参加したオスカル様、「天は赤い河のほとり」のユーリとて及ばないと思います。


<マンネリ化の原因>

大勢の人物が次々登場するにもかかわらずマンネリ化した要因の一つは、物語にちりばめられた伏線が明かされないためです。

最重要の謎、それは1巻に登場したメンフィスの遺体の行方、そして死の原因。

また、なぜライアン兄さんとメンフィスが激似なのか?


謎は明かされないままキャロルの誘拐は繰り返され、そのたびにメンフィスが助けに行く展開が続きます。

しかも最近は元気がないキャロルがつまらない。彼女お得意の21世紀の知恵からお城の一つや二つ炎上させてほしいところです。


そして、24巻を最後に最近タイムトリップしていません。同時に面白さもダウン。

ここら辺からストーリーは停滞、マンネリ化してきたといえます。


ここらで一発未来へもどり、謎の解明とかして過去へもどってそれを阻止する展開とかになると面白いと思います。


ともかく20巻くらいまではとても面白いです。歴史もの、ハーレークイン的ロマンチックストーリーが好きな方にはおすすめです。


細川先生はかなり高齢とのことなので、笑~みん先生に期待です。

ルパン三世みたいになるのでしょうか?


<「王家の紋章」あらすじ>

アメリカ人で16歳の娘、キャロルはエジプトに留学中で熱心に考古学を学んでいる。彼女は下エジプトの女王であり神殿の祭祀でもあるアイシスの呪術により、古代エジプトにタイムスリップしてしまう。

古代エジプトでのキャロルは、金髪碧眼に白い肌の容姿と21世紀の人間としての知識や考古学の知識が古代エジプトの人々の耳目を集め、尊い予言を語る「ナイルの娘」「黄金の姫」と謳われあがめられるようになる。古代エジプトの若き王メンフィスに見初められ、やがて2人は愛し合うようになるが、キャロルの存在を憎むアイシス一派や、現代人の英知と可憐な容姿を兼ね備えたキャロルの奪取を狙う諸国の王族が2人の間に立ちふさがり、数々の危機に直面する……。(wikipediaより)




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