Once upon a time・S2E18☆ネタバレ感想☆オーガストとタマラの過去 | 北米発☆テレビ&映画づくし

北米発☆テレビ&映画づくし

好きなテレビ番組や映画の話を自由に書いていきまーす!


エピソードタイトル:「Selfless, Brave and True」
北米での放映日は2013年3月

今回は過去のタイや香港でのお話が出てきます。あちこち時代と場所が飛ぶので、時系列順に書きます。

以下、ネタバレ全開なのでご注意を☆





2011年10月24日のタイで始まります。
(ちなみにシーズン1の第一話の放映日は2011年10月23日

午前8時15分になったとたん、現地人女性と寝ていたオーガストが木になってしまった足を見て飛び起き、タイ語で「病院に行かなきゃ」と言います。


その後、香港(2011年)では、オーガスト、タイから香港の病院へ行きます。しかし、医者には木になってしまった足がふつうの足にしか見えず、取り合ってもらえないオーガスト。そんな彼の前に謎の男が現れ、「ドラゴンなら治してくれる」と、謎のドラゴンのオフィスに連れて行かれます。

このドラゴンの待合室で出会ったのは・・・なんとタマラ

余談ですが、このドラゴン先生役の俳優さん、実際に香港出身らしい。『24』にシーズン4から6に渡って出てきた悪い中国人も演じてました。ワンスのほうでは悪人とは言えないミステリアスな役ですが。

すぐにオーガストがピノキオだと見破るドラゴン先生、「治すことはできるが、あなたにとって非常に大切なものが必要だ」と、オーガストがペンダントにしていた、かつて操り人形だったときの紐をよこせと言います。そのうえに1万ドル(約100万円)も必要だと。あれ、けっこうぼったくりの悪徳商人だったりする?(´▽`;)

そんな金ないよ、と絶望するオーガスト、バーに行くとタマラに会います。このときのタマラがアヤシさ全開!!!現金のぎっしり詰まった封筒を見せ、かばんから丸見えの状態で携帯で話すために席を立ち「荷物見ててくれる?」と言うんです。盗んでくれって言ってるようなもんですね(´▽`;)

そんなわけで、もちろん盗んじゃったオーガスト(^-^;

お金を持ってドラゴンのところへ行き、赤い液体入りの小ビンをもらいます。その場で飲んじゃえばいいのに、外に出て飲もうとするところへタマラが現れ、奪われてしまう・・・ああ、なんておまぬけさん


しばらく後の話でしょうか。ドラゴンに対峙するタマラ、がんだと嘘をついてまでドラゴンに会いたがっていたことがわかります。「この瓶に入ってる液体にはこの世界の物質が何一つ入っていない。どうして?」と迫り、「この瓶が手に入った以上、ほかの人にあなたを見つけられるリスクを冒すことはできない」と言うタマラに、「きみはまだ本当の私には会っていない」と、赤い気体を鼻の穴から噴出しながら宙に浮くドラゴン(ホラー?!)。そうとう強そうで怖~い雰囲気をかもし出していた割に、あっというまにタマラにテイザー?らしきものでやられてしまいます(´▽`;) よわっ!


2011年11月のニューヨークで、「木になりかかってる。ストーリーブルックにエマがいるってことだ。行ってエマにのろいをといてもらわなきゃ。のろいがとけたらハガキでも送るよ」とオーガストがニールに話すのを盗み聞きしていたタマラ。コーヒーを持ってニールにわざとぶつかり、出会いを作ります。。きゃー、悪い女!!!


現在のストーリーブルック
では、レジーナを使って彼女の実の母親コーラを殺させてしまったメアリーマーガレットはあいかわらずベッドの中。そんな妻に朝食を運ぼうとするデイビッドに「そろそろ赤ちゃん扱いはやめたほうがいいんじゃない」とエマはけっこう冷たい(笑)。

ニューヨークから婚約者のタマラがやって来ることをニールから聞いたエマ、「彼女はあなたが本当はどういう人か知ってるの?ほんとのことを伝えた方がいいわよ」とクールに言います。

その後タマラ、ニール、ヘンリーとエマが仲良くお茶をするシーンで、タマラのお土産がベーグル(NYはベーグルで知られる)ってところが、あんまりにも定番すぎ(笑)

ヘンリーとエマが去り、ふたりきりになったところでエマの忠言どおり「じつは自分はこの世界ではなく、魔法の森というところの人間なんだ」と告白するニール。ヘンリーが貸してくれた本を見せて説明するニールに、「エマとやり直したいってことでしょ。そんな作り話しなくても本当のことを言ってくれればいいのに」と怒るタマラ。ふつうだったらこれが当然の対応ですよね。まぁ、ぜんぜん普通の人じゃないんですけどね、タマラは。


ところかわり、森でウサを晴らすかのように矢を射るメアリーマーガレット、足音に気付いて森の中のバンを見つけます。

そこにいたのは矢が足に刺さった全身木でできた人形でしたが、オーガストだとすぐわかるメアリーマーガレットはさすが。

「自分のやったことをあがなえるんじゃないかと期待してしまうのが自分の問題だ」と言うオーガストに「セカンドチャンスがあるわよ」と励ますメアリーマーガレット。「ゆるしとかあがないとかの心配と縁のないきみに何が分かる。行ってくれ、自分のことは誰にも言わないでくれ」と、オーガストは絶望しきっています。

「誰にも言うな」と言われてるのに、結局あっさりエマに話してしまう(笑)、秘密の隠せないメアリーちゃんでした。そこに居合わせたジェペット・・あれ?オーガストがピノキオだって知ってたんだっけ。もう覚えてません

ブルーフェアリーに助けを求めても、「かつて海辺でピノキオを人間の男の子にしたとき、『brave, truthful and unselfishでいる限り人間でいることができる』と言ったのを覚えてる?残念ながら、そういられなかったから木になっちゃったのね」と言われてしまいます。やっぱり絶望的なんでしょうか・・・

「まだ望みはある」と言うメアリー、ちょっと必死ですね。オーガストに自分を重ねているんだと思う。



どうやって見つけたのかわからないけど、バンにいるオーガストを訪ねたタマラ。「ニューヨークのアパートにドラゴンにもらった液体がまだある。それをあげるから、ストーリーブルックから出て行って二度と戻ってくるな」と取り引きしようとします。

一方、グラニーの宿に泊まっているグレッグの部屋にはレジーナが現れ、「見たことあるはずよね、会ったことあるもの。オーウェンでしょ」と言います。「あなたのお父さんはここにはいない、出て行った」というレジーナに「お父さんを絶対に探し出す」と言い切るグレッグ(オーウェン)。


オーガストに会うために森を歩いている途中、ジェペットは「あの魔法のワードローブには2人の人間を運ぶ力があったのに、ピノキオを救いたかったからブルーフェアリーにうそをつかせたんだ」とメアリーマーガレットに謝ります。すると思わずジェペットを叩いてしまうメアリーマーガレット。エマに「謝ってるじゃないの」と止められて我に返り、「こんなの私じゃない。ごめんなさい。あなたは子どもを守ろうとしただけ。私も同じことをしたと思う」と謝ります。

森の中のバンを見つけますが、すでにオーガストは去っていました。

タマラに言われた通り、車に乗ってストーリーブルックを去り、自分を救おうとしたオーガストですが、思い直して引き返し、エマに忠告しようと携帯に電話をします。しかし事情を説明する前にタマラに阻止され、テイザーでやられてしまいます。(なんでワンスに出てくる男性はみんな女性にあっさりやられちゃうんでしょうね?)

そこへジェペットやメアリーマーガレットが駆けつけ、ジェペットの腕の中で息を引き取るオーガスト。「セカンドチャンスがあるはずだったのに」とショックを受けるメアリーマーガレットですが、「勇気と真実があって自己中心的ではない」行動を取ったオーガスト、今度はブルーフェアリーも人間の男の子にすることができます。でもなぜか、小さいピノキオになっちゃうんだな~。なぜかしら??ともかく人間として生き返ることができたピノキオですが、すでにタマラのことを覚えていませんでした。

あーあ、オーガストもなかなか好きなキャラだったんだけど、もう大人バージョンの出番はないのかな~。残念。


家に戻り「うそをついてごめんね。もう二度と嘘つかないって約束するよ」と、エマはヘンリーを抱きしめます。メアリーマーガレットも、レジーナの家に行ったときの話(記事はこちら)をデービッドに打ち明け、熱い抱擁。


一方、グレッグの部屋を訪ね、「今ニールがシャワーに入ってる間に抜けて来たの。ちょっとしか時間ない」と言うタマラに「じゃ、有効に使わねば」といきなりキスするグレッグ・・・このふたり、タマラとニール以上にケミストリーがなさすぎて気持ち悪い

このエピソードはこのキスで終わりです(´▽`;)