Once upon a time・S2E10 ☆ネタバレ感想☆人は変われるか? | 北米発☆テレビ&映画づくし

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エピソードタイトル:「The Cricket Game」

ネタバレしまくりですのでご注意!



このエピソード全体を通して、「人は変われるのか」という問いかけがされている気がします。

現在のストーリーブルックでヘンリーのために変わろうと葛藤するレジーナと、過去の魔法の森でチャーミングとスノウに捕らえられ処刑されようとしていてもなお変わろうとしないレジーナが対照的。


過去の魔法の森で、レジーナ側の軍に圧勝し、捕らえたレジーナを処刑しようとするチャーミングに対し、「昔、私の命を助けてくれたことがあるんだから、よい心だって残ってるはず。もう一度チャンスをあげたい」と言いはるスノウ。

そこへランプルが「テストすればいいんだよ」と持ちかけます。

「この世界では二度とスノウとチャーミングを傷つけることはできない」魔法のかかったナイフを持ち、レジーナの入れられた独房を訪れたスノウ。レジーナを逃がしてやろうとしますが、次の瞬間、そのナイフで刺されてしまいます。

テストに合格できなかった(変われなかった)レジーナは、「私たちの国民を傷つけるようなことがあれば、今度は必ず殺す」とスノウにすごまれたうえで追い出されます。

時は過ぎて、スノウとチャーミングの結婚式の日。
レジーナがくさっていると、ランプルに「『この世界では』傷つけられないけど、『ほかの世界』ならどうだ?」とそそのかされます。

つまり、ストーリーブルックに魔法の森のみんなを送ってしまうのろいをかけようとレジーナが思いついたのも、ランプルの計画だったんですね。



現在のストーリーブルックではエマとメアリーマーガレットの生還を祝うパーティに招かれたレジーナ、アーチーがエマに「変わろうとしている葛藤」について話すため彼のオフィスを訪れたと話してしまったことを知ります。

怒ったレジーナ、散歩中のアーチーに詰め寄りますが、「私が(よいほうに)変わっていてよかったわね」と、おとがめなしで解放します。

ところが同じ晩、アーチーのオフィスに行って殺してしまうのです

その晩、レジーナがアーチーを訪ねるところを向かいのグラニーのカフェを店じまいするルビーが見ていたため、レジーナに疑いがかかりますが、「私はやっていない」と主張するレジーナをエマは信じます。

しかし、無実を晴らそうとしてアーチーの飼い犬の記憶を魔法で見た結果、逆にレジーナが犯人だとわかってしまう。そのことをヘンリーに伝えるエマを陰から見て涙を流すレジーナ・・・ほんとは犯人じゃないのに!じつは、すべてを奪おうとするコーラのしわざだったのです。


ところがアーチーは殺されてはおらず、コーラに縛り上げられてフックの船に閉じ込められていました。(アーチーの死体はどうやら別の人間をアーチーに見せかけていただけのよう)

ランプルの秘密を聞き出して弱みをつかむために利用しようとコーラとフックがほくそ笑むところで終わりです。

アーチーが殺されてなくてホッとしたけど、ぬれぎぬを着せられたレジーナがかわいそうなエピソードでした。せっかく、がんばって変わろうとしているのに・・。