【ひとりごと。】不妊治療終わり!!
ご無沙汰してしまいました。
今日は不妊治療のお話です。
春にポリープを取られた後
4年前息子を授かった時にお世話になったクリニックに行きました。
久しぶりにあった主治医の先生に凍結してある卵を戻しに来ました、と伝えると
「お迎えに来てくれたのですね~大切に預かってましたよ」と優しく答えてくれました。
色んな先生にお世話になってきたけどこの先生がやっぱり一番好きだ。
そして5月の末に凍結してあった胚盤胞を移植してきました。
4年間お腹に戻ってくるのを待っててくれた卵。
移植する瞬間、モニターで映し出された卵は息を吹き返して卵の形からクラゲのような形をしていました。
無事移植も終わり、妊娠判定するのは1週間後、この1週間がとても長く感じてしまいます。
お腹に戻ってきても育っているかどうかもわからない小さな卵。
普段通りの生活をして問題ないと言われてもなんとなく重たい物を持つのを避けたり、自転車乗る時も揺れを気にしてしまいました。
そして妊娠判定のその日。
採血後診察室に呼ばれて入ってすぐ先生から「良い数値出てますよ~。妊娠反応ありますね!」と言われ号泣。
妊娠したくて不妊治療してるけどどこか冷めてしまってる自分がいて「どうせ駄目だろう・・・」という気持ちが強かったのですがまさかの陽性反応に涙がどんどん出てきました。
あぁ、やっぱり私妊娠したかったんだ、そして私こんなに嬉しくて泣けるんだ、とどこか客観的に思う自分。
息子を妊娠したときでさえうれし泣きとかなかったんだけど、40になって涙腺が弱くなってしまったようです笑
ホルモン数値からも順調だから普段通りの生活しても大丈夫。今度は10日後に診察来るように言われクリニックを後にしました。
しかしその数日後、真夜中に出血。
翌日クリニックで診察してもらったところ、妊娠のホルモン数値がほぼゼロになってて卵の成長は止まってしまったとのこと。
先生も順調だったのにどうしてこんなことに・・・って一緒に悲しんでくれました。
いつもそう・・・、陽性反応は出るのにその後の妊娠が続かない。
けど今回の卵は数値も良いし大丈夫かな?と安心してしまった。
出産はいつごろかな?
また男の子かな?今度は女の子がいいな、とか未来を考えてしまった。
それが悲しみとなって私を襲ってくる。。。
子どもを授かる・出産することって本当に奇跡なんだな、と改めて思いました。
「妊娠はご縁をお迎えするもの」と以前主治医の先生が言ってたっけ。
こんなに医療が進んでもいまだ不妊の原因が分からないことも多い。
最先端の治療をする先生がにこやかに「ご縁があるかどうかなのよね~」って言われた時原因不明と言われるよりよっぽどこっちの方が腑に落ちる感じがしたのを覚えている。
今回のご縁がなかったのだ。
でも本当に短い時間だったけど幸せな時間でした。そして後悔残らない良い不妊治療になりました。
私の不妊治療はこれで終わりですが、どうか子どもを望む皆さんのところに良いご縁が来ることを願っています♪
※おまけ※
息子を園に迎えに行った時、泣きながら「卵、お空にもどっちゃった」って話すと息子は涙を必死にこらえてました。
そして「あ、妖精さんが見えた。でも門がしまっていっちゃった。。」と話してくれました。
今まで一度もスピチリュアル的発言のなかった息子がこんな話を・・・。
律義な卵がおにーちゃんに挨拶しに姿を現したのかもしれません。
青空に浮かぶ大きな入道雲。「おいしそ~!!!」と息子と話しながらもさっきの話を思い出して号泣しながら自転車を漕いだあの日を一生忘れませんように・・・。