同国の環境隊員と話していて思いついたワークショップ。

 

これはなかなか面白い。

まだフワフワのアイディアだけど。

 

活動する国の状況によっては、単に食堂とかサンドウィッチ屋さんでもいい。

わかりやすくするため、ここではとりあえずマクドナルドとする。

 

 

「マクドナルドから出るゴミにはどんなものがあるだろう?」

 

 

生徒が挙げるゴミを、ホワイトボードに手あたり次第書いていく。

もちろん僕には難しいのでパートナー、もしくは子ども自身にお願いする。

 

 

ビニール袋

ハンバーガーの包装紙

紙袋

紙ナプキン

紙コップ

ストロー

 

そのへんは思いつきやすい。

 

「他には何があるだろう?」

 

トレイに敷く紙

レシート

ポテトを揚げた油

野菜を洗った水

残飯

クーポン付きのチラシ

 

このへんまで挙がれば、それだけで十分に環境教育の材料として成立する。

 

 

で、どう展開させようか。

 

 

まず、具体的にイメージするだけで、案外ゴミが出るんだなという気づきがある。

 

それとお約束の問いかけ。

「どうしたらこのゴミが減らせるかな?」は言わずもがなとして。

 

「ゴミがあまり出ないお店って例えばどんなお店だろう?」

具体的な視点を示すのも、発言しやすくなっていいかもしれない。

 

テイクアウトしないお店

食べられるお皿を使うお店

袋やストローを拒否するとお金を返してくれるお店

全商品売り切れのお店

 

野菜を洗わない。ポテトは生で食え。笑

何でもアリ。

 

唯一の正解なんてない。

 

 

僕の配属先では『環境教育=ひたすら講義』という考え方が主流だ。

その観念はちょっとやそっとじゃ変わらない気がする。

 

なので講義の導入部に、こんなワークをちょっと挟むだけでも大きな変化かなとか。

子どもたちの想像力を刺激するねらいで。

 

環境教育って思ってたより楽しいじゃんって感じてくれたらいいな。

 

 

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家の前にカフェがある。

 

オシャレカフェではなくて、なんというか、庶民的な半露店的な。

客として行ったことは一度もないけど、何度かお茶をご馳走してもらった。

 

同じ顔ぶれが一日中タバコをふかしてダベってるような、商売っ気のない店。

 

 

そのカフェが潰れた。

 

どうやって儲けてんのかなと思ってたけど、案の定。

 

 

日本でも同じだが『店が潰れる』って響きは、なんか物悲しい。

店主の子どもと仲が良かったから、余計に気にかかったり。

 

そんなこと言うくらいなら金払えば良かったじゃんとかはさて置き。

 

 

取り壊しの作業を自宅のバルコニーから眺める。

 

 

こんな時、僕は無力だと感じる。

コミュニティ開発の隊員だったらどうにかできるのかな。

 

景気の悪いこの国では珍しくない光景。

 

 

うまく言えないけど。

その国の人たちが元気かどうかって、僕にとって環境保全よりも重要だったりする。

 

 

先日見たNHKワールドの特集でこんなセリフがあった。

野生魚の保護活動家として、川の清掃をしている人の話。

 

「私の目的は魚の保護ではない。魚が住めるくらいキレイな川にしたいだけだ。」

 

 

なんか今の自分にとても響いた。

 

 

その言葉と似てるようで全く似てないんだけど、笑

僕の目的も実は環境保護ではない。

 

 

僕がやっていることはあくまでも環境教育。

 

誤解を恐れずに言うなら、

実際に環境を改善するよりも、人々の意識へ働きかけることの方が僕にとって大切。

 

 

じゃぁ意識ってどんな意識よって。

 

よくよく考えると僕の目的は環境意識を高めることでもない。

 

 

たとえば、

大きなものがよくわからないうちに壊れていこうとしている時。

 

「もう僕の手には負えないな」

「悲しいけど仕方ないな」

 

子どもたちにそう思ってほしくないというか。

 

 

「自分たちにも何か出来るんじゃないか」

「望んだ未来は手に入れられるんじゃないか」

 

そんな風に想像してほしい。

 

 

そのメッセージを伝えるための手段として環境教育を選んでいる。

 

だから環境そのものよりも、『自発性』『主体性』というワードに着目してしまう。

もちろん環境改善を目指すという結果に変わりはないのだけど。

 

  

あくまでプロセスの方が大事。

だってその方が順応性がある。

 

世界がどんなことになっても、自らの頭で考えて構築しなおせる。 

 

 

思い描く未来が実現できるものであると疑わない人たちには活気がある。

 

そんな元気あふれる国でいてくれたらいいなと願ってこの国で環境教育をしている。

 

 

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昨日ワークショップがあった。

 

パートナーは出来る上司。

 

のはずが、病欠で急遽同僚Gさんとのワークショップ。

当然打ち合わせも出来ていないので、すべての段取りをGさんに委ねる。

 

 

言われたタイミングで紙芝居などをして終わったけど。

悲しくなるほどあんまりな仕上がりだった。

 

 

先日と同じように、次の日またも上司にワークショップの動画を見せてみる。

 

 

妖怪告げ口ばばぁだな自分。

でも問題を共有するって大切なことだし。。まぁ気にしない。

 

 

具体的な問題点としては、Gさんの用意したパワポが作動しなかったことにある。

 

 

んなこたぁワークショップには付き物だからどーでもいいとして。

むしろパワポに頼りきりって今の時代どうなのよと軽くジャブを打つ。

 

 

パワポ待ちで参加者が放置されること10分ほど。

 

 

僕にはいくらでも代わりの案があったのに、Gさんは何もさせてくれなかった。

結局パワポは動かず、Gさんはひたすら講義。

 

僕はGさんに振られたタイミングで、読めと言われた紙芝居を読んだだけ。

 

 

なんだろう。

すごくつまんなかった。

参加者もそうだけど、誰よりも僕が。

 

 

だってGさんは僕が他にどんな道具を準備しているか気に留めない。

僕が何をしたいのか知ろうともしない。

 

 

そもそもあまり仲が良くないということもあるけど。笑

 

 

とにもかくにも、打ち合わせは大事だ。

チームとして互いの手の内を共有するのは必要不可欠だという話。

 

溜まってる鬱憤をブロークンで上司に伝えてみる。

 

そしたらやっぱり彼は出来る男。

僕と同じように以前からその点を問題視してたらしい。(ほんとに)

 

「この国の人間はワーク内容をシェアすることをしない」と、上司。

 

 

なかなか理解できないけど、異文化ってやつか。

意見を出し合う余地すらないほどに、独りよがり感ハンパない。

 

 

「日本では同僚全員で同じ内容のワークショップをするんだよ。

それをちょっとずつ変化させながら、だんだん良いアプローチを発見していく。

どうしてこの国ではGさんの講義の中身を上司すら把握してないの?」

 

 

盗られるとでも思っているのだろうか。

俺の手柄だぞっていう意識が強いというか。

出世欲的なものなのかもしれない。

 

ワークショップはシェアすることで深まるのに、なんとも残念な発想。

 

 

とにかく上司と共有できてよかった。

あとはしばらく静観しよう。

 

 

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これは注意喚起である。

 

ハイチュウは美味しいけど諸刃の剣ということだ。

 

 

赴任からちょうど1年半。

僕は未だに傷病報告書は書いたことがない。

(犯罪被害報告書は書いたことあるけど)

 

思いがけず初めての経験。

首都にあるJICA御用達の歯医者さんへ行ってきた。

 

ちょうど首都で他にやりたいことがあったので、神様からのご褒美かもしれない。

 

まさにハイチュウさまさま。

もう森永に足を向けて寝られないな。

 

 

こういった国の歯医者さんってどんな感じなんだろう。

 

ワクワクとドキドキに胸を膨らませつつ訪ねてみる。

ブログに書けるネタくらい見つかるだろうと思ってたのに全くそんなことはなく。

 

むしろ日本と比べても遜色ないほど近代的な歯医者でびっくりした。

口の拡大画像をモニターに映しながら、丁寧に説明してくれる先生。

 

安心の施術であっという間に終わり。

料金は日本円にしておよそ2000円。

この国の平均所得と比較すると高額医療なので、当然ながら富裕層向け。

 

あからさまなる格差社会だな。

 

 

 

特に面白い出来事もなかったので潔く話題を変えてしまおう。

 

 

歯医者さんに行った後、その足で大使館主催の日本食イベントにお邪魔した。

 

そしたらそこにあの『すしざんまい』がプロモーションに来ているではないか。

もちろん試食付き。

 

公人ということも忘れさせる旨さに、何度も並び直す。

だってすしざんまいの大トロなんか日本でもそこそこの値段だもんね。

 

赴任から1年半での日本クオリティのスシはハンパなかった。

 

なんという幸せなエネルギーに満ちた繊細な味わいなのだろう。

板前さんとアシスタントのお姉さんのホスピタリティも、これぞ日本。

 

プロの心意気を垣間見た。

 

 

帰り際に、公認ゆるキャラとしてお馴染みの木村社長と記念写真まで撮ってもらう。

 

 

日本に帰ったら一番にすしざんまいだな。

 

 

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最初に言うが、これは愚痴ではない。

単なるワークショップの事例紹介だ。

 

そしてタイトルに告げ口と書いたが、ただ上司に活動報告をしただけのこと。

あくまで建設的なものとして。

 

 

百聞は一見に如かず。

昨日のワークショップの内容を収めた動画を出来る上司に見てもらった。

僕が通しで撮影した一部始終30分ほど。

忙しい立場なのに、辛抱強く付き合ってくれる上司に感謝。

 

途中何度も来客があり、そのたびに一時停止しながら。

僕もこの機会を逃すまいとしぶとく粘ってみる。

 

 

問題だと感じたトピックのうち、具体的なものを紹介しよう。

 

 

講義の途中で動画を上映する同僚Mさん。

 

 

公園の水飲み場の蛇口が開きっぱなしの動画。

そこに1匹の猿が登場。

上手に水を飲んだあとで蛇口を閉める賢い猿。

 

ネットから拾ったおもしろ動画だな。

『節水しましょう』っていうメッセージは理解できた。

 

別にそれはそれで見せたきゃ構わないけど。

Mさんは何故だか5回もリピートした。

 

それ以外にも似たような動画を紹介するが、やっぱり数回リピート。

 

どうやらMさんにはリピート癖があるらしい。

 

 

繰り返せば覚えると錯覚している。

そしてそうやって覚えることが環境教育だと思い込んでいる。

 

 

そんな感じで、○○しなさいというメッセージを催眠術のように刷り込む。

たしかに未だに頭から映像が離れないけど!

 

生徒は思考停止で完全に受け身。

アクティブラーニングとかほど遠い。

 

 

だって節水が大切だなんて、言われなくてもみんな知ってる。

知ってるのになぜ行動しないんだろうという部分が一番の肝なのに。

 

行動に移すためには、『知る』より『心からの納得』が必要だ。

 

そんな話。

 

 

動画を見て、あちゃーっていう顔をしている上司。

出来る男なので、僕の言いたいことをきちんと理解してくれている。

 

 

「彼女は詰め込み過ぎだ。トゥマッチインフォメーションだ。」

 

その上で、

「お前からは何も言わないでいい。俺に任しとけ。」

 

 

頼もしい。

 

 

このやり方が正しいかどうかはよくわからない。

でも自分としてはとても手ごたえを感じた。

 

だって職員同士の連携とか、皆無なのである。

Mさんのパワポだって上司は初めて見たって反応だったし。

 

なんだろう、互いに気を遣いあってるのかな。

他人の仕事に口を挟むのがいけないことだという考えが前提にあるようだ。

 

尊重し合うのはいいけど、ワーク内容を共有できなければ何も始まらない。

 

 

国民への環境教育以前に、まず配属先内へ環境教育とは何なのかを周知させたい。

幸い上司は出来る男なので、彼から同僚に向けて研修を開けないかと考えている。

 

 

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