バンクシー ダズ NY
『BANKSY Does New York』観ました!!!
知らない方のために、BANKSYというのはストリートのスプレーアーティストで、彼の作品はどれもハイセンスな風刺が含まれていたりして、とても魅力があり、世界に熱狂的なファンがたくさんいてます(*☻-☻*)
この映画はBANKSYがNYを舞台に毎日作品を作りInstagramでアップさせ、それを見たさにファンがどこに作品があるのかをSNSを駆使してNY中を探し回る様子などを撮影された映画です。
アップされて数時間後には消されていたり、他のアーティストが便乗して落書きをしたりするので、時間との勝負でみんな探している様子はまさにリアル脱出ゲーム的なスリルです。
実物を見るのが難しいだけに、見たくなるし、欲しくなります!!!超高額で買えないけど(笑)
以下、カルチャーの紹介ということで書きますが、ネタバレなので、映画観ようと思ってる方はお控えください☆
この作品は風刺ということではありませんが、実際にある物とのコラボで作品が完成しています。BANKSYの多くの作品はその場所との関係性で成り立っています。
見つけたファンは消火栓の上に頭を置いたりして写真撮影してましたw
BANKSYはこんな風に違法だけど、ストリートにユーモアを残して、消す方もしてやられた感があるのだろうなと思いますw
彼は名前や顔など素性は明かされておらず、とてもミステリアスな存在で、だからこそファンも警察もみんなが彼を追いかけるのだと思いましたw
今思えば警察が追いかけてても捕まえないのは文化への敬意なのかもしれないですね!
貧困地域に作品を残し、そこの住民らしき人が、BANKSYの作品がなければ絶対にその地域に足を運ばない人たちから、「作品の写真を撮りたかったらお金を払え」と言って商売を始めます。
恐らくBANKSYはその事態も含めてアートにしてるんだろうと想像しました。
私にはそんな事態もおかしく思え、文化の違いを感じましたw
他にもBANKSYの作品はお金になるので、作品がかかれたシャッターを電動ノコギリで切り取ったり、トラックで運び去ったりする人がいてました(笑)
NYならではの行動かもしれないですw
セントラルパークでは彼の作品が雇われたおじいちゃんによって60ドルで売られるということもしてました。でもほとんどの人は見向きもせずに売れたのは数作品で、その作品は後に25万ドルにもなったそうです!!!
どちらも社会へのメッセージを感じさせながらも人を楽しませていて、笑えると同時に感心してしまいます。
南船場の浜崎健立美術館にも以前BANKSYの作品が来たことがありました。行ったか行ってないか忘れたくらいでもったいないことをしました^^;
どこかで作品を見ることができたらいいなー(*☻-☻*)