さすがに、一人では無理だと思った秀吉が、佐々にのみ、
「佐々殿も大変でござろう、今後もわしの家臣はいつでも協力させてもらう」
と、ニコニコしながらすりよってきた。

佐々「わかりました!ありがとうございます、秀吉殿!」


三人で解決し、勝ち点は配分されたといえど、「今川を討つ!(10点)」をとり、頭一歩リード状態の明智に、佐々はこれ以上勝ち点差をつけられない!

三人で、秀吉ボコボコにしようぜ!
っていう当初のプランを、完全に忘れた佐々が、米搗きバッタとして秀吉にすり寄り出した。

本当に、
明智、前田(えっ?三人プレイじゃねえの?)
って感じだった。


この時点、四人の点差はほぼなし。ギリギリで、1位明智、2位前田、秀吉、4位佐々、5位柴田だった
(三周め)

佐々「わしは、いい人プレイをするでござる!全員に出来るだけ手助けしていくでのでござる!」
とのたまう佐々に、不信感を感じつつ、その言葉を信じ、なおかつ少しでも戦局が有利になることを願い、点数が一歩出遅れた佐々を、次の筆頭家臣へと決めた。

佐々の手にきた命令
物資を集めて参れ→4点
城を作って参れ→3点
和睦じゃ。まとめて参れ→5点
褒美をとらす→3点

で、佐々がその命令を4つうけとった瞬間、
秀吉「佐々殿、わかっていますな?」
と、笑顔。
佐々の中で、「褒美をとらすは秀吉殿で」が、早々に決定した瞬間だった。

だが待てと、いい加減にしやがれと、止めたのはプレイヤーの私。

佐々を動かしてるのは私だし、戦略的に、序盤に猿に力をつけさせてはいけない。
物資を出来るだけ消費させなければならない!だから、猿に渡す命令は、城か物資の二択のはず。
ふざけるなー!!

っていう一人芝居の大喧嘩の末、結果

物資を集めて参れ→前田
城を作って参れ→明智
和睦じゃ。まとめて参れ→佐々
褒美をとらす→秀吉

へと配分された_| ̄|○

佐々「ワシが悪いのではない、殿がむちゃぶりを…」
おろおろする佐々にいらっとしつつ、前田、明智は物資を消費させられながら成功。
秀吉「佐々殿、政治力が必要かな?黒田以下、わしの家臣が全力で手伝いさせていただく。」
佐々「ありがたい!さて、勝ち点はどうしましょうか?」
秀吉「はっはっは。そこは1点で十分でござる。ほら、こうしてお互い4点を得たということで」
佐々「お言葉に甘えます!ありがとうございます、ありがとうございます。(ぺこぺこぺこ)」
明智、前田(この米搗きバッタめ!ちくしょう、これは3対1じゃねえ!結局2対2じゃねえか!)

柴田「がっはっは、武力は貸すぞ!」
全員「いや、いいです。」
柴田(しょぼん)

この時点、
1位明智、秀吉、前田.4位佐々.5位柴田

続く