慢性の不眠症について
テーマ:睡眠について痛みを訴える患者さんでも、慢性的な不眠を伴っている場合も少なくない。
しっかりと睡眠がとれない結果の痛みなのか、痛みの結果の慢性不眠なのかは追跡調査をしないとわからない。
カイロプラクティックの臨床現場でよく耳にするのは、「よく眠れるようになった」 という声です。
基本的には睡眠の時に人間の身体は回復するものですから、よく眠れる状態を提供しているとも考えれられ増す。
さて慢性不眠症ですが、よく耳にするものの、「その定義がはっきりとしていない」 そうです。
ある文献によると 世の中の25%の人が自分の睡眠に満足せず、
昼間の生活に10-15%が影響を及ぼす不眠と答えており、
不眠症の診断に合致するのは6-10%だそうです。
現在のところbenzodiazepine-receptor agonists (BzRAs) と
認知行動療法 (CBT) が経験的エビデンスとして最良なものとして支持されています。
The Lancet, Early Online Publication, 20 January 2012
2008年の薬物治療選択ガイドラインによると
薬物療法の第一選択として短期・中間持続型ベンゾジアゼピン受容体アゴニスト(BzRA)
鎮静作用を有する低用量抗うつ薬などの併用も第一選択だという。
アルコール、非バルビタール系非ベンゾジアゼピン系薬などは毒性、乱用・依存のため睡眠治療には推奨されないそうです。
睡眠の障害を伴っている患者さんも多く、薬を慢性的に服用しているかたも多いです。
安易に薬にたよるのは、副作用をともないます。また推奨されているベンゾジアゼピン系の薬も
長期的有効性のエビデンスは乏しく、多くの睡眠薬は副作用の可能性があるためできたら認知行動療法の代替をすすめています。
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