癒しのリポビタンD | Chipapa の備忘録

Chipapa の備忘録

忘却は、人間の味方であり敵であり。。忘れたくない珠玉の思い出達を書いていこう♪

勤務で社労士業務を始めてから、車に沢山ファイルを積んでお客さんのところを回ることが多い。時に、1時間かけて車で走り、お客さんの会社の社長とお話したり。総務部の方の、あれやこれやの相談事項を聞いたり。どうしても急いで印鑑をいただく必要があり車を走らせたりすることもある。

もう少し効率的に動く必要を感じることもあれば、やはり、お客さんの所に行き直接話さなければ埒が明かないということもあり。

お客さんだけじゃなくて、例えばハローワークに提出する離職票などは、電子申請はまだ対応していないし、そうすると、直接出向くか郵送しかない。

今の時代、メールやネットでかなり効率化はされているけれど、サムライ系ジムショの仕事はまだまだ途上だなと感じることもあり。それが私が知っているジムショだけの話なのか、ジムショ全般がそうなのかは情報が少なく断言できないけれど。

色々書いたが、要するに、1時間程度もかけて車で走りお客さんのところに行ったり役所に届けるのはそれなりに気合が要る。どうせ同じ方面に行くならばと、複数の用事を一遍に済まそうとするとかなり気も遣うし。まだそれが私には上手にできなくて、一つ一つこなそうと思うから、勢い移動も多くなる。これは、もっと訓練が必要。

ま、そういうのもひっくるめて勉強にはなっているが、そんな中、ある会社の社長が帰りがけにリポビタンDを1本くれた。「帰りの車ででも飲んで。がんばってね」と。

ちょうど、その社長とは、定年退職をする社員に、より良い待遇をしてやるための方策のお話をしたところだった。社長は、今まで聞いたこともないくらいの、ビックリな優しい待遇を考えていた。私が社員なら、多分泣いて喜ぶ。

社長にその話を聞いて、社長がこれまで築いてきた仕事や人間関係も恐らくすべて、この社長の思いやりと優しさがベースにあるんだろうと思った。ある製品のパーツを作る、小さなメーカー。社長、奥さん、数人の従業員だけの小さな会社。地道に真面目に仕事をしてきたんだろう。

そんな会社の社長がくれた、1本のリポビタンD。

多分これまでも、社員にお客さんに家族に友だちに、社長はこういう気遣いをずっとずっとしてきたんだろう。私みたいな、ペーペーの人間にも、丁寧に接してくれる。すごく勉強もしている。

1本のリポビタンD。
愛情1本。

帰りの車でリポビタンDを飲みながら、なんだかホンワカ嬉しい気分♪
社長が教えてくれた、気遣い思いやりの大切さに大感謝。