夏カットと為替介入予想

為替すごいことになってますね。

１ドル７６円なんて輸出企業にとっては

もはや悪夢でしょう。

円高のメリットなんて我々一般庶民が、

海外旅行に行きやすい程度です。

震災復興に関わる資材安はメリットですが、

明らかに日本が強く重要なのは「輸出産業」です。

日産も１円の円高がすすむごとに２００億円のマイナスらしいです。

どんな優秀な企業でもこの有様です。

その多くの下受けにおける連鎖倒産もあるでしょう。

国内メイン産業が赤字に転落している今、

工場ラインも海外へ移行しかねません。

（すでに移行を検討している企業も出ています）

そうなれば国内での雇用も減って、失業率も悪化するでしょう。

円高是正は日本政府が早急に行わなければいけない課題です。

今週４日、５日には日銀会合が行われます。

日ごろ口先介入ばかりで実効に移さない政府日銀ですが、

この会合の前後で本物の為替介入を行うと思います。

３月の震災時と違い、今は米も欧米も自国の不景気で大変、

だから容認はしないだろう・・・介入は難しい・・・といわれています。

ですが、僕は踏み切ると思っています。

そもそも今回の急落は、欧米の財政不安と、

米国の債務上限問題から勃発したものです。

円はとばっちりを食らっているといっても過言ではありません。

文句を言われる筋合いはない、ということです。

そして「政府による介入」が実効された場合、「日銀は量的緩和」を実施してくるでしょう。

これが今までの介入と違うところです。

注意しておいた方がよいのは、

「為替介入」と「量的緩和」は、ほぼ同時期に行う可能性がある、ということです。

相場は明らかにＳ相場ですが、

これからも同様にＳ観点のみで取引していては、

大きな損失をくらう可能性もあります。

ここ１週間は波乱相場です。

大損失を食らう可能性は、

逆にいえば大勝利を収められる可能性もあります。

目線を切り替えましょう。

さて、先日は美容院にいってきました。

最近、ちょっと髪を伸ばし気味だったんで

サクっと夏仕様に短くしちゃいました☆