青春? ♯64

テーマ:
 
~理佐~



合宿が終わり、高校生活に完璧慣れて
早くも夏休みに入ろうとしていた

私たちバスケ部は大会があるので
もちろん夏休みも部活がある


相変わらず
練習中は女子が多くてうるさい

最近は男子もいてちょっと嫌だ


だって絶対、ねる目当ての奴とかいるでしょ



ねるとは付き合ってそこそこ順調だと
思ってるんだけど、、、

付き合ってるっていう状況に慣れてしまったのか、ねるは最近私に構ってくれない

構ってくれないっていうか
なんか避けられる

練習が終わってもたまに来てくれる程度で
大体は友梨奈とかの所に行ってしまう

目も合わせてくれないし





梨「ねるちゃんと何かあった?」

理「え?」

梨「最近、ずっとねるちゃんの事見てるでしょ?」

理「…そりゃあ好きだから」

梨「う~ん、なんか前は優しい目で見てたけど最近はなんか寂しそうな目だよ?」

理「……。」

梨「なんかあったら言ってね?聞くから」





とべりかが頭を撫でてくれた

べりかは愛佳と付き合ってから
成長した

なんか周りを見れるようになったっていうか
少し余裕ができたっていうか
うん、なんか成長した


私は、、最近、余裕なんて全然ない
むしろ、焦ってる
いつ別れ話をきりだされるか。





理「ねぇべりか」

梨「ん?」

理「なんでそんなに余裕があるの?」

梨「え?」

理「いや、愛佳ってファン多いじゃん?だから不安にならないのかなって」

梨「う~ん、、なんでだろうね笑 不安にならないんだよね」





とべりかは照れながら愛佳を見た

その視線に気づいたのか
愛佳はすぐさまべりかの所に走ってきた

にっこにこして。





愛「なぁに?」

梨「なんでもなぁーい」

愛「なんだよ笑」




あー、好きっていう感情が
ダダ漏れだから不安にはならないのか


ねるに好きって言ったのいつだろう
最近は余裕もないし
恥ずかしいし
ちゃんと言えなくなっちゃったんだよね

なんか今の関係で
満足しちゃってるのかな、、、


でも、変わらずねるのことは好きだよ?
ていうか、好きって気持ちは付き合った時よりも大きくなってる。




愛「理佐~相手して」

理「おけ」






………………………………………………………………………





~ねる~


この間、見てしまった、、、

理佐が女の子と家をでる瞬間を。

理佐から姉妹がいるとか聞いたことがないし
でも、言っていないだけかもしれない。

そう思ってあんまり
気にしていなかったら
その子にばったり会って



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



ね「あっ、、、」

葵「?」

ね「すいません、、」

葵「あっ!理佐と同じ学校の人?」

ね「はい」

葵「どうりで制服が同じな訳だ笑」

ね「えっと、理佐とはどーゆう関係で?」

葵「姉妹かな、、でも違うか」

ね「え?姉妹じゃないんですか?」

葵「うん、血繋がってないし、、私は理佐の事好きだから姉妹って思ってないんだよね」

ね「!?」

葵「それに理佐とイケナイコトしちゃったし」

ね「イケナイコト、、、?」

葵「…体の関係……っていうのかな」

ね「...。」

葵「あ、もしかして理佐狙ってる?それとも彼女さん?」

ね「…彼女です」

葵「早く別れてね? 理佐には私がいるから」
   「じゃあ」



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と衝撃な事実を知ってしまった。


それから
理佐とはあんまり話せなくなったり
目を合わせられない。

理佐に限って義理妹とはいえ
妹なんだから手を出すはずがない

だって、あの理佐だよ?
すぐに顔を赤くしちゃう理佐だよ?


そう思って
まぁ、そこそこ日常を送っているけど
理佐からは一向に私の所に来てくれないし
私が行ったとしても、好きとも言われなくなった


どんどん不安は大きくなるばかり

妹の事知らなかったし
理佐の昔の事あんまり知らないし


私は理佐の事全然知らないんじゃないか、
理佐は私を弄んでるだけなのではないか、
本当の理佐は別にいて
私の事はどうでもいいのではないか、



不安が重なって
てっちゃんについ、安心を求めてしまう






ね「はい、どーぞ」

平「ん。ありがと」

ね「...。」

平「なんかあったの?」

ね「うん…」

平「そっか、帰り聞くね?」

ね「うん、おねがい」

愛「友梨奈ーーー相手してーー」

平「おけー」



とてっちゃんはもなの所にいって
練習している

もなは練習熱心で
少し水を飲んだらすぐにコートに入り
休憩時間なのにも関わらず
ボールを触っている



ちらっと
周りを見渡すと友香先輩と茜先輩は
今後のことを決めながらいちゃついてるし
冬優花先輩は疲れてぐったりしてるし

理佐はりかちゃんと
お話しているし、、、。



別れ話きりだされるの待ってたりして






冬「ねる?」

ね「え、あ、はい!」

冬「っぷ笑  あわてすぎ」

ね「すいません笑」

冬「考え込みすぎるのは良くないよ?」

ね「あ、はい」

冬「う~ん、どんな悩みか分からないけど、思ってる事あるんだったら言った方が解決するかもよ?」

ね「…誰に言うんですか」

冬「だから、ねるが考えてる人」

ね「冬優花先輩って意外と優しいですよね笑」

冬「意外とってなんだよ笑」

ね「なんか、あんまり周りを見てなさそうなのに笑  変化とかすぐ気づいてくれるじゃないですか笑」

冬「褒めてるのか、貶してるのか笑」

ね「褒めてますよ笑  そういう優しい所好きです笑」

冬「はいはい、それはあの子に言ってあげな」




と冬優花先輩が見た先は
理佐がいた


理佐に好きって、今は言えないよ、、、


だって怖いし、不安だもん。







練習が終わって片付けをしていると



理「ねる一緒に帰らない?」

ね「え、あ、ごめん!てっちゃんと帰るから」

理「そっか、、、じゃあまた明日ね」




ほら、なんか呆気ない
やっぱりもう私の事飽きちゃったのかな















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