★中国で恋愛★

中国人小姐に抱かれると、なんだか大陸に抱かれている気分になる。

そんな小姐たちが私は大好きだ。だから恋愛もやめられない。

でもそんな小姐たちの本心って?

未だにわからず、その答えを求めて、、、、

時に精子から血を出しながら、時にサウナで出しながら、

それでも純愛を求める愚かな日本人男のお話です。

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ファンファン⑪ 朝が来た

朝がやってきた。

きれいな彼女が横にいる。

すがすがしい朝だ。

寝不足だけど、こんな朝は久しぶりだ。

また彼女はテレビを見始めた。

バスロープの彼女が

また私の右斜め前に座っている。

今度こそと思い、彼女の髪の毛をさわった後、

後ろから手を回して彼女の腹部をバスロープの上からさわった。

ちょっと肉がついてきた、と彼女。

そんなこと全然ないのだけれど、

そんなことより拒否をしなかったことのうれしさが勝っていた。

調子扱いてその手を胸にもっていった。

もっていったその手を彼女は自分の手で止めた。

さすがにそれは拒否された。

それでも再度チャレンジ!

やっぱり拒否された。

駄目ですか?と私。

彼女は何も言わなかったが、

なんとなく止めることにした。

(つづく)

ファンファン⑩ バスローブはまるで柔道着のように

それでも彼女はテレビを見続けていた。

私もとうとうギブアップ。眠気が襲ってくる。

私は観念してとうとう布団の中に潜り込んだ。

すると彼女も布団の中に入ってきた。

私はすかさず彼女の左腕にしがみつき顔を

彼女の左上腕に持って行った。

そして私はキスをしようと顔を彼女の顔にもって行こうとした。

しかし・・・・・なぜか動かない。

彼女が上手くブロックしている。

うー。

その日は終了してしまった。

(つづく)

ファンファン⑨ 初日の夜

ホテルの部屋に戻ることにした。

スウィートだけあって、部屋が2つある。

ベッドの無いほうの部屋で2人くつろぐが、

どうしても別々のソファに腰掛けてしまう。

私は若干仕事があったので、

先にシャワーを浴びてベッドの部屋でPCをいじっていた。

その後彼女もシャワーを浴びたが、

ベッドの無いほうの部屋に行ってしまいテレビを見ていた。

小1時間ほどが経ち、

彼女のいる部屋に行くと、

小さいソファで小さくなってテレビを見ながら転寝していた。

彼女はバスロープだ。

セクシーだ。

しばらく眺めていたいが、もう時間も遅い。

風邪引くよ!と声をかけて起こした。

彼女はベッドの部屋へ行った。

私は彼女のいた部屋の電気を消したりして後片付けをし、

彼女のあとを追いかけて、ベッドにもぐりこんだ。

彼女はベッドの上に座ってテレビをみている。

さて、どうするか。

私の右斜め前に彼女が座っている。

(つづく)

ファンファン⑧ 夜の海岸で私の迷い

ホテルに到着したのは夕方だった。

まだどっかに観光にいける時間だった。

私も彼女も初めての街だったので、

どこに行っても良かったが、

予習してこなかったので、どこに行ったらいいかわからなかった。

余談ですが、

私は何度か小姐と旅行に行っていますが、

コーディネートや案内役はすべて自分になっている。

普通(?)、日本人と中国人が中国国内の旅行に行ったら、

中国人がいろいろと世話してくれるんじゃないの?

なんて思っている自分は馬鹿だと気づいた。

だいたい中国人は旅行慣れしていないのだ。

逆に小姐たちは、日本人はなんでも知っていると思っているのだ。

今回も一緒だなと思った。

はい、余談でした。

とりあえず部屋にあった地図を見て、

海辺に行くことにした。

彼女と海岸沿いの道をずっと歩いた。

景色はとても綺麗で、気候も抜群だった。

途中、タクシーの運転手の案内で、おいしい海鮮料理屋へ。

ほろ酔い気分になった頃、外はもう真っ暗だった。

それでも彼女はまた海が見えるところに行きたいという。

私たちは店を出て、海を見に行った。

暗い海辺に人は私たち2人だけ。

時折通る車のヘッド・ライトが私たちを照らす。

キスをする絶好のチャンスである。

私たちはまだ恋人ではない。

どちらからも告白してもいない。

好き、とも言ったことはない。

メールで「我想見你」なども打ったことはない。

せめて「好きです」くらいを告白していて、

ここでキスをしたならば、恋人同士になるのだろう。

いや、「好きです」なんてなくてもここでキスすれば、

恋人同士になるだろう。

でも私はキスをしなかった。

小心者の私が出てきてしまった。

それを良心だと解釈する私が。

でもそれなら“来るな”ということになるのだが、

来てしまったりする自分もきっと小心者なのだ。

彼女はこの街で会おうと言った。

この街で会うならば泊まる以外できない。

まさか日帰りなんてありえない。

この街に友人もいなさそうだ。

じゃあ、私と一緒に寝るということは了承しているはずだ。

でも以前、一緒に泊まってもさせてくれなかった小姐はいたな。

それも一人だけでなく。。。。

とにかくせっかくのキスのチャンスを

私はフイにしてしまった。

もしキスを待っていて、彼女が失望することと、

もしキスなんて待っていなく、彼女が失望することを比較して、

後明日もあることを考えると、後者を選んだのであった。

(つづく)

ファンファン⑦ 別の都市で再会

ファンファン⑦ 別の都市で再会


別の都市で会う約束の日がやってきた。

ホテルはスウィート・ルームを予約した。

2泊3日の旅行だ。


私の家から動車、飛行機、TAXIを使って

ホテルまで6時間。

彼女は4時間くらい。

ホテルには彼女が先に着いた。

私は彼女から遅れること30分。

「着いたよ!」と携帯メールを打ってから、

チェックイン手続きを行っていた。

そしたら彼女が笑顔でやってきた。

「こっちよ、こっち!」

うー、すっぴんだ。可愛い。やっぱり中国人はすっぴんの方が良い。


そして2人仲良くスウィートの部屋へ入っていった。


(つづく)

ファンファン⑥ 故郷に帰る

3回目に会った時、彼女は数日前に部屋に泥棒に入られたので、

もうこの街が怖い。

だからもう故郷に帰る、と告白した。

止める権利は持っていないし、

そうか、という言葉以外は見つからない。

来月もう一回来ますか?会えますか?

それまで私待っています。

来月また来ることを約束して、

その日私たちは分かれた。

そして1ヵ月後、再度彼女と会った。

1週間後に故郷に帰ります。

彼女の決意は固かった。

彼女の故郷は、彼女がその時住んでいるところから

火車で27時間かかるそうだ。

一番近い空港からも車で3時間かかる。

さすがに彼女の故郷まで行くことは約束できないが、

その一番近い空港がある某有名都市に行くことはできる。

私たちは、今度はそこで会うことを約束してその日は分かれた。

その日の晩、彼女から携帯メールで、いつ故郷に来る?

私はカレンダーを見て、無理矢理都合がつく日程を知らせた。

約2週間後だ。

そして一週間が経ち、彼女は故郷に帰っていった。

27時間揺られながら。

(つづく)

ファンファン⑤ 半年後

彼女の住むところに1ヶ月に1度程度は出張に行っていたが、

お互い次回が合わず、半年くらいは会うことがなかった。

でも彼女から月に2度ほどメールをもらい、

それに対して返信してという仲が続いていた。

2回目に会ったのは最初の出会いから半年たった頃だった。

食事をして、喫茶店でゆっくり話しをして、

もう12時を回っていた。

彼女が私の持っていたI-podを覗き込む。

その時に見えた彼女の胸元、

決して大きくはなく、丁度私の好みの大きさだ。

これで決定的に彼女のことを好きになってしまった。

なんじゃそれ?だが事実だから仕方が無い。

そんなことを考えていると、

急に彼女が耳元で「私の部屋に来て欲しい。」と囁いた。

しばらく沈黙してしまった。

私にとっては唐突過ぎたのだ。

「冗談ですよぉ。あはははぁ。」

しまった、一瞬の隙の敗北感が襲ってきた。

そしてまた次に会えたのは3ヶ月後になってしまった。

(つづく)


ファンファン④ 携帯メールがやってきた!

到着した空港では彼女と会うことは出来なかった。

楽しかったひと時を思い出しながら帰路へのタクシーに乗っていると、

彼女から携帯メール。

今日はありがとう。また会えるといいね。

てな感じの何気ないやり取り。

そうして彼女との出会った日は終わった。


彼女の住んでいるところは私の住居から離れている。

飛行機で2時間。

私がたまに出張で行くところだ。


今度の出張で会えるかな?


(つづく)

ファンファン③ 彼女との出会い

中国国内の某空港で飛行機のボーディングを待っていた。

相変わらず遅れる飛行機。

私が座っていたベンチ椅子の隣に彼女はいた。


「どうして遅れるの?もしかして飛ばないとか?」

不安そうな彼女。

「よくあることですよ。でも絶対飛びますよ。」と私。


それが彼女との出会い。

私が日本人だとわかると英語で話しかけてきた。

なんかいろいろ聞かれたな。

台湾はどう思う?日本の女性はきれいか?

とかね。


飛行機は1時間くらいの遅れだった。

その間、私たちは話をした。

搭乗が始まり、いざ飛行機の中へ。

その前に彼女に名刺を渡した。


(つづく)

ファンファン② プロローグ

彼女は私の右腕を噛んで去っていった。

その日の夜には彼女の噛み跡も取れてしまった。

欲しい、彼女からもらった痛みが欲しい。

痛いのは嫌いだけど、彼女にまた噛んでもらいたい。

何故なら愛は痛いから?


「愛は深くなればなるほど痛くなる」

彼女からメールが来た。

そして続けて、

「あなたを愛すれば私はもっと痛くなる。

なぜならあなたは私と一緒にいることは出来ないから」


つづく

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