「人災」 って言ってもらえる国になったんだ | 小姐的不夜城故事

「人災」 って言ってもらえる国になったんだ

 最近海外のどのニュースも(日本も含め)四川地震で崩れたあまりにももろい建物について「人災」と非難を浴びております。しかも救助をしている人たちを背景に政府に対して厳しい声をあげています。


 確かに手抜き工事は人災です。


 それは紛れも無い事実ですが、今までのこの国にいて先進国では当たり前の事が、当たり前ではなかったのはここに長く住む外国人には当たり前の感覚であり、むしろそのような批判を現場で報道できるようになった事を心からうれしく思います。


 昨日から哀悼の日に入り娯楽施設はすべて閉鎖、と言っておりますが、サウナと床屋は営業中、そこは建前の国中国、娯楽ではありませんこれらの施設は。


 それよりもこの義捐金のすごい事、金満中国を象徴する集まり方です。


 このお金の行き先は?と今から心配してしまうのも中国ならではかも


 人が集まり、生活している場所では、日々いろいろな出来事が起こります。汚職や不正も人が生きていく限り、どの時代でも、どの場所でも起こるもので特定の対象だけを批判する事はあまり意味がありません。むしろ批判できない空気があればそれが一番怖い事だと思います。


 やっと大人の国だとみんな認めだしたんだ、と今回の海外メディアの報道で感じた事です。