今日のねずさんより引用。日本には、談合が必要。利益の確保が、質の高さ、災害時などの余剰人員を生む。


作業員というのは、人が足らなければ、外国から賃金の安い労働力をひっぱってくれば良いという考え方は、植民地経営や人種差別主義の考え方です。
しかし、工事を行うのは、どこまでも人なのです。
日本は、もともとは質の高い職人さんたちという労働力に、談合制度によって利益を与え、常に余剰労働力を確保しているという社会の仕組みがあったのです。


利益があって儲かるところには、人が集まります。
ですから結果として、実はここがいちばん大事なところなのですが、建設業界全体として、常に余剰人員を抱えていました。
そしてその余剰人員が、実は、自然災害のような大規模な事態が起こったときに、一挙に災害復興をする、非常時の要員となっていたのです。

ー以上。

日本は、台風、地震の国なので、
力と質が、必要です。


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