【トレインの風景】子どもの困った行動について~噛みつき編~
■子どもの困った行動について~噛みつき編~
園生活にも慣れ自我が芽生えてきた子どもたち。
それに伴いおもちゃや場所を巡るトラブル(噛み付き)が増え始めました。
当園でみられる噛みつきには下記の4パターンがあります。
①子犬がジャレて噛みつくのと同じ感覚で噛む行為が遊びの一つになっている場合。
まだまだ、力(ちから)加減は出来ません。
②言葉を発することが出来ない為、言葉が出ない分を噛むという行為でカバー。
遊ぼうと思っていたおもちゃを取られた場合など、“自分が使おうと思っていたのに”と
いう気持ちを表現することが出来ず噛みついてしまう。
また、“かまってほしい”という気持ちのサインとして噛みつく場合もあります。
③喧嘩の手段として、噛みつきを確立している場合。
④何らかのストレスなどでイライラしている時に、友達が周りにいるだけで噛みつく場合。
どのパターンも0~4歳くらいまでは発達上よくみられ、友達との関わりの中では多くの
子どもたちが経験(噛む方・噛まれる方)する事でもあります。私たち保育スタッフとしては
トラブルになりそうな雰囲気になると同じようなおもちゃを子どもに渡したり、場所を移動さ
せたりするなどの対策をしています。
しかしながら、そのような予防をしていても、噛み付きのスピードに間に合わず防ぎきれない
こともあるのも事実です。
そのような場合、噛みついてしまった子どもに対しては「噛まれてしまったお友達は痛いよね」
などと、“噛む行為はいけない”ということを伝え、そして「おもちゃが欲しかったんだね」という
気持ちを代弁すると共に、正しい接し方を実際に見せたり言葉で説明することを行っています。
子どもの「困った行動」は大人からしてみるとそこばかり目が行きがちですが、実際は、
子どもの行動のうちのほんの一部でしかありません。繰り返し、繰り返しの関わりで、
子ども達は自身で理解できるようになっていきますので、私どももじっくり子ども達と
向き合い、一人ひとりの成長を見守っていきたいと思います。






