確かに、世界は悲惨に満ちている。
それでも、世界は美しい。

嘉兵衛は もう終わりにしようと決め、
はるか下の地上、闇の中の光を見下ろす。

不思議なテンポで読める 森青花の書。
現代的な人の繋がりを そして死を
ファンタジーに照らし、語りは淡々と進む。

さよなら。
私は そんなふうに 死を、
そして 『それでも世界は美しい』と
思えることができるだろうか。
読後に 本を見返し なんとなく思う。
 


著者: 森 青花
タイトル: さよなら

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お手頃なわりに、おもい、赤。
何が食べたいかな~と
仕事帰りに考えると 珍しく?料理する気分になれる。
何も考えず、だと まぁいっか、で 腹にためてしまう。

で、何食べたい?より 何飲みたい?から始めてしまうのは
HOLIC…?

ともかく、本日は好きなワインで!
後は冷蔵庫の茄子。
好きなのだけど つい、いつもの味噌炒め…を
オニオン含めて酸味を利かせて 酢仕立ての炒めであくまで温野菜に。
プラス!和風ハンバーグ ^^ 納得の一品。
ナチュラルチーズと さちのか苺も!

食べ物、
体を作るモノ。
大切にしたい。


今日の午後のこと、
波にのらなきゃ・本を読まなきゃ…なんて自分から
距離を図ってみた後の夕飯の話。
他愛のない、私の日常。
明日は 波にのりたい・本を読みたい、と思う。





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腹、セット胸。
しかーし…結構ダラダラ... 10日ぶりの海。
直明けの12時上がりが気がつけば14時過ぎ。
16時からの研究発表会。
当直中は2時に呼ばれ眠すぎる…
けれど勿論!行かなくちゃ!海に!!

結局45分のライディング。それでもありがと~^^な一日。
波友達が「忙しい時ほど、かまけず海に…ってワケは何やろね~」と。
確かに。

リーフに向かい波が交わる一点、
普段はサイズがあるが故にまとまる一点。
要はそのポジションからはエグイし後がキツイ。

この日唯一の 自分以外の海の葉、友人の彼が
その一点から「そこ」を指す。
そして「そこ」からの一本がタイムリミットギリギリの1本だった。

ショルダーの張った、深い1本。
思いがけずの 後悔なしの1本。
降りて立ってみたら波際は膝だった…?!
時に追われず、と 思ってたけど
追われたが為に頑張れた1本。

踏ん張り時をわかりたい気がした、春間近の雪の午後。
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らんたん

数年前 知人から 旅先からの絵葉書をもらい、
以後どうしても、と思っていた
念願の長崎ランタンフェスタに行った。

『なんちゃない』というのが幾人かの友人の言葉だったけれど
意外にも 自身は大満足だった。

夜、鮮やかに彩る幾つものランタンは
旅行会社の写真や 貰った葉書で承知していた。
期待していたのは 多分 異国な雰囲気。

偶然に行った社で見た 佛教画。
蓮の花や 雲海、後光とか フレーム?の 紋様
それらの 彩合の綺麗なこと。
淡色だけれど相対する様々な色味が調和していて
けれど 暖かみというより 無機質で淡白な主張。

そんな印象を薄く期待しての「中華街」は ん?…。
しかし何気なく近寄って見たランタンの生地に
思わず、息をのんだ。
多くはサテン調で 
意外にも 継ぎ、など 細かく
柄の感じは期待の情緒、らしい生地。
そして 本当に何気なく、寄って撮ったデジカメ画像を見て
自分の視力を疑った程、
灯りが燈ったらんたん自体からは窺えないツクリ。
驚いた。

太陽の光の下でのランタンは また不思議だった。
ひとつのランタン、狛犬の 色の組合せの笑える...ことに。
勿論、生地や継ぎは凝っているのだけれど。
その狛犬も 灯りが入ると別物に、い~色合いなのがまた不思議。

ランタンの見せてくれる、いろんなカオに素直に魅せられた。


home made

テーマ:
手作りのかき餅を頂いた。
ほんのり、甘く 然程、油っぽくなく 厚み・硬さも丁度良い。
ほんとに、美味しい。

クローン病の60代の男性の 奥様の手作り。
「金品は一切受け取らない」ことは職業上当然だが
先月 押し付けられるように頂いてしまい…
しかし あまりの美味しさに感動し、
だので 今回は正直すごく、嬉しかった。

今までも同様に、良し悪しは別として頂きモノがあった。
自宅の庭に成った、かぼす
手作りの キーホルダー、洗顔塩、お弁当…

真心こもったモノだからか、どれもかなりイケテル、のだ。
また同世代間では そうそう味わえない代物ばかり。

患者さんに馴染みがなかった、現職場での働き始め当初
この方も 病名が故にというか、頑なな面持ちだった。

クローン病は 口から肛門までの消化管における炎症性腸疾患で
原因が明らかでなく 特定疾患とされる。http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/023.htm
発症は若年層に多く、この方も約20年近く診断がなされないまま
「お腹がゆるく、痛み・血便がよくある」として対症療法がなされていた様で
『わかってもらえない』つらさの大きかった事が伺える。

しかし診断がついたとはいえ、その数年前より今尚 
栄養・薬物及び対症療法を月2回の外来受診も含め続けているのである。
特に栄養療法では 主に消化が良いとされるモノ、
所謂「味気ないモノ」を1~2食程度とし
夜間睡眠中に 経鼻管栄養をほぼ一夜、毎日行っている。
それでも、『明らかになったことでの安堵感』を示して下さる。

頑なに見えた表情は 普段からのもので 
永い闘病の影響かもしれずと気付いた今、
それは親しみ深いものとなった。

自己退職のリミットが近づく最近、
一人一人の患者さんを想うと 勝手に残念に思う。
短い期間でも やはり色んなことを考え・感じさせてもらえた。
残念に、などという間なく 
どこかで誰かへと返してゆける場を探さなくては...

2度目で最後の「かき餅」を
欲張って一人でしっかり味わおう。