年の瀬

この時期 訳もなく ワクワク?そわそわ?するのは
どうしてだろうと 昨日から考えている。
なんとも言い難い、淡い期待を焦燥感とともに抱いている感じ。

考えながらも 今日は忙しかった。
朝一番、のはずが なんとウェットを忘れ…
朝2番?くらいの時間から海に。
波は良く名残惜しいながらも 正午前にはあがり掃除再開。
その頃から小雨続きで 洗車は半ば諦めかけていたけれど
夕方には短い晴れ間、勿論義務感のみで震えながら洗車した。
合間には 図書館へ本を返しに行ったりもし、
飲む約束の時間ぎりぎりまで 奔走していた。
その後は 日を跨いで3時近くまで飲み、
帰りのタクシーから 今年の初雪を見た。

きっと起きた大晦日は やっぱり考えながらダラダラ過ごし、
そして コタエのみつからないままに
明けては また普通の心地で 訳もなく少しがっかり、するのだろうな。

next year bring you better luck!
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10年近く前になるだろうか、
店頭で本書を手にした時、「天才か!」と一人感激した。
古本屋がメジャーになり久しく、多くの本は手離した。
以降は空間自体がとてもすきな図書館を見つけたこともあり、
手元にある本は少ない。

その数少ない一冊にたま著書?の本書がある。
そこで『さよなら人類』のヒット曲が思い浮かぶのは
同じく三十路を歩いている方だろうか。

1.ばれないように、一匹の蟻のあとをずっと追いかけてみる。
以降、昨今の「お笑い」ブームのネタにも近い
[ぜいたくしない123のしあわせ]が続く。

以前 何の意図もなく 病み上がりの友人に手渡したところ、
自分を笑いたいと笑顔を返してくれた。

何があったわけでも なかったわけでもなく、
感情とか感覚とかまでの、ゼンマイが きれたような日
つい読み返してしまう。



著者: たま
タイトル: ひまのつぶしかた―ぜいたくしない123のしあわせ
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肌寒くなり始め また飲み事続きで 12月らしく感じる今日。
アルコールが抜けきっていないのか、重い体を引きずり海に行った。
曇り時々雨、の 見上げると白い溜息が出そうな空の下 震えながら着替える。

それから ともかく、海に浮かんでみる。
が 不摂生が影響して たるい波はつかめず、追い越され…
動きの少ない体は一向に暖まらない。

自分に諦めかけた頃、
僅かな雲の隙間から陽光が射し
振り返ると大きく虹が架かっていた。
絵に描いたみたく、綺麗に。
幾人もの誰とも知らないサーファー、
にわかに その誰もの表情が柔らかになる。

リセットされた、その瞬間から暫く
寒さを忘れて波に揉まれていた。

今シーズン最初の波に、会ったと思った。
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文庫本の装丁がこれ以後変わったようで、
新しいそれは 見るからにタイトル通り美しい。

三十路の誕生日に
「外観で選んだので」と添えられた、友人からの本書は
休日の度波乗りで 友人と会う間も惜しむ様子と思ったから、かは
知るところではない。

アン・モロウ・リンドバーグの本書初版は
昭和42年…1967年。
この時期の内容としては やはりアメリカ、と言って然り。

女性飛行家で妻で母である著者が
島での一人の時間の中で
浜辺で出会う、貝になぞらえられ 織り成す一編一編。
読み始めは ジェンダー、或いは既婚女性についてかと遠巻きだったが
読後感では 性差なく共感より親しみ深い同感、に変わる。

浜辺中の美しい貝を凡て集めることはできない。
少ししか集められなくて、そして少しのほうがもっと美しく見える。

…我々は宝ものを、――――― 貝殻を持ち過ぎている


本書を
目下子育て中の友人が忘れた頃に
私から贈ろうと思う。



著者: アン・モロウ・リンドバーグ, 吉田 健一
タイトル: 海からの贈物
表紙から、
ボストン病院の外科研修医で、
「ニューヨーカー」の
スタッフライターの著者が、
日々の研修で遭遇する不確定や
ジレンマをありのままに示す


彼ほどに 理路整然と いや敬意と謙虚さを持って
医業について語られたら
同じく
看護業について語ることができたら、と。

アトゥール・ガワンテの本書を
「不完全で不可解で不確定で」
時として そのような状況の有り得る医業に 
曇りない一点を信じて臨む方々に
是非 一読してほしいと思う。



著者: アトゥール・ガワンデ, 小田嶋 由美子, 石黒 達昌
タイトル: コード・ブルー―外科研修医救急コール