1年 | ママ柔道家プチ復帰への道

1年

こんにちは。

今日は3月31日、今年度最後の日ですね。


去年の今日の丁度今頃、私は妊婦健診を終え子供達と一緒に家路に向かう電車に乗っていました。


その電車内で1本の電話が。


旦那からでした。


「ただ事じゃない事が起こった。用件だけ言うから。」


救急車のサイレンの音が聞こえるので私も不思議に思い「何があったの?」と聞くと、



「救急車に乗って病院に向かってる。病院決まり次第また連絡するから。」


一体何が起きたのか分からず状況を飲み込めない私。


電車内で長女と「パパが救急車乗ってるって。何があったんだろう。」と話をしていたら、再び旦那から電話が。


「○○病院に向かってるから。」


急いで電車を降り、病院方面に向かう電車に乗り替えました。


さっきまで柔道の練習してたはずなのにどうしたんだろう?


訳わからないまま病院到着。


急いで救急センター受付で名前を告げ暫く待っているとお医者さんが現れ説明をしてくれました。


「ご主人はくも膜下出血を起こしています。一刻を争うので、御家族に連絡をして病院に来るように伝えて下さい。」


???????????


お医者さんに言われた通りに旦那の実家、私の実家、道場の理事長に電話をしました。


その後救急処置室にいた旦那の姿を見ると、意識はあるものの頭痛と嘔吐に苦しんでいる様子でした。


本人はくも膜下出血とわからなかったようで、処置室に入った私達に「嘔吐下痢かもしれないから近づかないほうがいいよ。」と言いました。


明らかにくも膜下出血による嘔吐だったんですよね。


詳しく検査をするために、私は沢山の書類に目を通し署名をしました。お医者さんから病気の説明、検査結果の説明を聞きました。


病院に8時間はいたかなぁ。


旦那のお母さんとお兄ちゃん、私のお母さんが病院へかけつけてくれて、何だか少し心強くなったのを覚えています。


集中治療室前のロビーでは、私達以外に重篤な病気で入院されている方の御家族も沢山いて、涙を流していたり泣き叫んでいたり。長女も長男も不安そうな顔をして、これがただ事ではないという状況がわかったように思いました。


出血元がわからず、手術がなかなか出来なかったのが1番辛かったですね…


病院から電話がある度、ビクビクして最悪の事を考えていましたから。


さっき、旦那から仕事の休憩中に電話があり「1年経ったね~。無事に過ごせて良かったね。」と話をしました。


後遺症もなく、普通に生活出来ているなんて、去年の今頃の事を思えば夢のようです。


去年は地獄を見ましたが、今年は新しい家族も増えた形で笑顔で向かえられ幸せを感じています。


旦那には定期的に検査してもらって、健康にはくれぐれも気をつけて欲しいです。


皆さんも健康には十分お気をつけ下さいね!!!