ブログは以下に引っ越しました。以下をブックマークして下さい。


ちいろば企画・榎本のブログ





2014-01-13 16:28:16

富士講・食行身禄の教え1

テーマ:富士山信仰
※これは、昨年メンバーズNLで書いた内容です。一部省略、内容を変えているところがあります。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

スピリチュアリストの江原啓之さんが
「富士山が噴火すれば、日本は終わり」とおっしゃっていました。

富士山は過去に何度も噴火をしていますが、もし次に噴火があったとしたら、この便利な世の中、いろんなことが機能しなくなります。

まさに日本の経済活動は終わりということになります。
過去の噴火とは、状況は全く違うと思います。

そもそも古代、それも縄文時代から日本人にとっての祈りとは、
「日本の平和=富士山への祈り」でした。

こうした祈りが、富士信仰から富士講へとつながっていきました。

ちなみに、日本で何度富士山が噴火したかご存知ですか?

記録に表れたもので13回あります。

特に有史時代における三大噴火としては延暦・貞観・宝永の噴火があります。そのうち2つまでが平安時代の出来事で、その間わずかに60年です。

この中で一番最近に起こった江戸時代の宝永の噴火についてどのような状況だったかをお伝えしたいと思います。

江戸時代の宝永4年(1707年)に大地震と共に襲った富士山中の大爆発は、13億トンといわれる多量の火山灰や火砕物を周辺に撒き散らしたため、未曾有の災害をもたらした噴火でした。

その当時の日本列島は、火山活動が盛んで、各地に地震が発生して、人心は穏やかでなかったといいます。

宝永二年九州桜島噴火、同三年信州浅間山噴火・江戸大地震、同四年東海大地震・富士山噴火。同六年伊豆三宅島噴火、同七年浅間山噴火

という一連の災異をみればわかりますが、天変地異が集中した最悪の時代でした。

富士山噴火の1ヶ月あまり前には東海道沖~南海道沖を震源としたマグニチュード8.4の大地震がおそっている。『日本災異記』によると・・・。

この地震は10月4日から28日に及び、駿河国からの報告で死者13人、全壊家屋1342件とあります。

また駿河から遠江にかけての海道筋にでは、津波による流出家屋は141件、伊豆でも1168件の家が流されたとあります。

火山の場合、流れ出る溶岩がゆっくりの場合は、避難する時間があるので、地震や津波よりも死者数だけで見ると少ないようです。

それから50日後の11月23日には突然富士山が身震いし、火の玉を吹きあげたといいます。

天変地異が続く今の日本の状況を考えると、注意しなくてはいけないですね。

だからといってあまり心配ばかりしては本当にそうなってしまいます。今私たちがどうすればいいかということを、富士講の6世「食行身禄」の教えは、非常に大切だと私は思います。

食行身禄は、この宝永の大噴火のときに江戸で布教に活躍していました。

身禄は1688年(元禄元年)に富士講に入信、
大噴火のときはすでに熱心な富士講信者でした。噴火の10年後、六世の行者となりました。

富士講の祖は、日本の天下泰平・五穀豊穣を祈るために富士山の噴火が生み出した洞穴・人穴(現在の人穴富士講遺跡)で修行をした長谷川角行です。身禄は角行のように自らの験力によって布教するのではなく・・・。

「正直、慈悲、情け」など、日常の生活心得を信者がそれぞれ律していけば、
仙元大菩薩(富士講では、「浅間」から「仙元」)たる富士の神意に叶い、おのずから救いがあるとすすめました。

富士の神の怒りにふれたとおののいた人々は、1人1人の至らなさが神の怒りをよんだと思い、
富士の神、仙元大菩薩に懺悔し、身禄の教えを改めて見直し、神意に応えようと努めました。

身禄の教えは自らを浄めること、自らの生活を律すること、
すなわち自浄です。

各自が自浄すれば、世もおのずから浄化されるだろうという「世直し」。

身禄は幼い頃の苦労を体験していることもあり、コツコツと働いて財を生み出した人です。今で言う、成功者でもあります。

そんな身禄が「財は世の人の欲望の結晶であり、神に仕えるためには煩悩の所産、修行の邪魔物に過ぎない」と惜しげもなく家財を集まった人に与えます。

そして家族の妻と3人の娘たちには白布と針1本ずつ与えて「人の五体こそ親が血を分けた唯一の財産である。婦女子は布と針さえあれば世の道に迷うことはないはず」といい聞かせて、無一文の姿となって家族を引き連れ引越しをしています。

まさに欲得を捨離した激烈なまでの行業を見て人々は
「乞食身禄、油身禄」と称しました。

また、身禄は加持祈祷などを嫌い、
豊物をむさぼるような穢らわしい教えであると言っています。

身禄にとって最も基本の大事なことは日々の生活です。

生活をきっちりと営めばおのずから福は叶えられる。富士の神に祈っても福は得られない。(ごもっとも)

自分を律し、自分の生活を改めることで、自分も改善され、世間という「世」も改善されていく。世直りも起こる!

生活が乱れしっかりしていなくて世の中がよくなるわけはない、という極めて庶民的な信条が身禄の教えの原点です。

自分と生活をきっちりとしきるためには、まず生活態度がしっかりしており、生活倫理がまっとうでなければならない。

我慢や勤勉の勧めのなかに前向きに積極的に自分と生活に立ち向かう教えが貫徹されています。

これら日常を生きるうえで欠かせない徳目を遵守すれば、自分も周りもしっかりと自立し、安心を得ることができる。

世直し・・・、特に原発の問題があってから、多くの声を聞きますが、
スピリチュアリストの江原啓之さんもおっしゃっていましたが、
世直しをするには、まずはその人自身が変わらなくてはいけない。

変わらずして、世直しの声だけあげても意味がない。

ある芸能人が仕事を失ってまで原発反対の声をあげていますが、
この人が普段からどれだけ人間力、行動力、この人の言葉に説得力があったのか?が大切。

私は食行身禄さんの考えがとても好きで、
私のブログ「日常生活を豊かにするスピリチュアルライフのススメ」も
食行身禄さんの考えをとても参考にしています。

といっても、身禄さんのように厳しく自分を律する必要はありませんが、

欲得は過ぎることなく、
日々の生活を大切にし、
家族や自分の周りの人たち、いろんな人たちを大切にし、
食べ物に感謝し、正直、慈悲を持つこと
富士山の神々への感謝

は、とても重要だと思います。(といっても難しいことばかり)

日々の生活を見直して生きることではじめて「世直し」が実現し、
自分自身を「生まれ増す」ことができるということです。

誰もが霊的な存在ですから、
実際には誰もがスピリチュアルな存在なのですが、
本当に大切なことは「日常の中にある」ということです。

どんな些細なことでもいいと思います。
自分が変えられることがあると思います。

こうした身の回りのことがきっちりできないで、
世直しのようなことができるわけがない!ということでしょう。笑

生れ増のではなく、生れ劣るのであれば、
富士山は噴火の方向に行ってしまうのかもしれません。

私たち一人1人、生まれ増して行けるようにならなくてはいけませんね。

(富士講・食行身禄の教え2に続きます)

AD
いいね!した人  |  リブログ(0)

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。