「松山千春 『男と女』に思うこと~松山千春 全作品解説305~」3084/R

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◇更新履歴

V1.0:2015.07.01 初稿


■ 「男と女」 編曲者:林政宏
1984年10月21日発売の18枚目のアナログシングル。

テレビ朝日系列ドラマ「私鉄沿線97分署」(1984年10月28日~)の主題歌。


◆レコーディングミュージシャン(後日、追記)
01. ギター(AG):
02. ドラム:--
03. ギター(EG):--
04. ベース:--
05. キーボード:--
06. パーカッション:--
07. マンドリン:--
08. コーラス:--


◆2015.7.1 夢野旅人

昨日、1986年に放送されたラジオ「パワーステーション」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11596369691.html をきいた。

この放送は公開録音で数曲弾き語りで歌われている。

その「男と女」。

レコードよりもスローで語りかけるような歌声は心にすっと染み入ってくる。


「男と女」。

1984年10月21日にニューズレコードでリリースした最後のシングルである。

同年10月6日、テレビ「ハロー!ミッドナイト」が、11日には秋のツアーがスタート。

28日に、この曲と「粉雪」がオープニングとエンディングを飾ったドラマ「私鉄沿線97分署」もスタートしている。


ツアーではフルバンドでレギュラーで歌われ、

「ハロー!ミッドナイト」では弾き語りで歌われている。


そのときはさして思わなかったが、

イントロが華やかなオリジナルよりも、弾き語りのほうが味が出る。

そう、「パワーステーション」での「男と女」をきいたときに思った。


自分には、

「愛は・・・」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11956311790.html 、といった曲同様に、弾き語りでききたい一曲です。


「パワーステーション」以降、「男と女」は近年まで弾き語りでは歌わなかった。

2011年春。

「さよなら」などと一緒に、ツアーの後半から弾き語りで歌われました。


恋愛の唄に、さして興味を示さない友人が、

この「男と女」は、

何がどうしたとは言えないけれど、唄の世界に惹きこまれたといった。


フォークは弾き語りでシャウトしなければフォークではない。

そうは思わない。


バンドで伝わる唄もあるし、弾き語りだから染み入る唄もある。

それらを鑑みて、

松山千春ならば本編で3,4曲、アンコールで3,4,5曲が自分の理想である。


一時期、誰もが松山千春の弾き語りに飢えていたように思う。

1994年。

14年ぶりとなった全編ひとりのステージとなった名古屋でのソロナイト。

あのステージは、選曲も含め充実したステージに思えた。


5年後。

ファンの誰もが注目したであろう恵比寿で行われた弾き語り中心の「もうひとりのガリレオ」。


そのステージを見て、千春の弾き語りを欲していた思いが沈静化した。

日替わりの弾き語りのコンサート。

期待感が大き過ぎたこともある。


弦とピアノが数曲入る、ひとりのステージではなかったこともある。


千春が日替わりというのだから、23年間の軌跡をたどるように、6日間で80曲以上のレパートリーを演奏すると期待したが40タイトルほどで留まったこともある。


だけど、一番の要因は選曲だった。

千春はフォークシンガーとして歌詞で選曲を構成する。

仕方ないことではあるが、

それにより楽曲、演奏のバラエティーさがとぼしくなってしまう。

それが弾き語りの演奏となると顕著となる。

そして何より、弾き語りで歌うことにより、

あらたな魅力や説得力が出るであろう唄がなかったことだ。


「愛は・・・」や、「逢いたいすぐに」、「抱きしめたい」、「愛のぬくもり」、「6月の雨」、「君の歌と僕の歌」、「わかれ」。 そして「男と女」など、楽曲的観点からも、選曲、構成してほしかった。


僕はあのステージを見てそう思った。


コンサートで毎回、弾き語りは必須にしてほしい。

今も変わらないです。


でも、最初から最後まで一人のステージよりも、場面を2回に分けて7曲前後(全20曲を仮定)がベスト。


あのとき、そう確信したのです。

その後の、25周年春のアリーナツアーも、その印象はほぼ同じでした。

唯一、ホール公演となった香川の初日。

アコースティック編成でのアンコール。

いつものテンポで、「長い夜」を歌ったのが、逆に新鮮に思えた。


もしも、あの恵比寿のステージに、

前述のような唄が、「男と女」が並んでいたのなら、

「弾き語り」について、違った考えになっていたかもしれません。


「愛は・・・」や「男と女」などを聴くと、そう思い出すのです。


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