「松山千春 『神よ』に思うこと~松山千春 全作品解説269~ V1.1」S3006/R


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◇更新履歴

V1.0:2015.5.25 初稿
V1.1:2015.5.30 ミュージシャンの追記


■ 「神よ」 編曲者:夏目一朗(アルバム)/古川昌義(シングル)

シングルVer:2010年5月12日発売の75枚目のシングル。

アルバムルVer:2010年5月12日発売のアルバム『ずうっと一緒』の11曲目(全12曲)。


◆レコーディングミュージシャン

・シングル・ヴァージョン:クレジットなし


・アルバム・ヴァージョン

01. ギター(AG):丸山ももたろう
02. ドラムス: 三浦晃嗣

03. マニピュレーター:米田直之

04. スティールパン:原田芳宏

05. コーラス:佐々木久美、TIGER、浅井麻里

06. ピアノ、ローズ・ピアノ、オルガン:夏目一朗


◆2015.5.25 夢野旅人

最新シングル「Look me」http://ameblo.jp/chiharu1997/entry-11991139986.html

愛くるしい幼児がサングラスをかけたジャケット写真は斬新だった。

死語となったジャケ(ット)買いではないが、松山千春を知らない世代も興味を抱くデザインだった。

その流れで、ミュージックビデオhttp://columbia.jp/artist-info/chiharu/COCA-17011.html にも愛くるしい彼が、登場するのだが、「Look me」の作品イメージからは脱線している。


(もう、可愛い孫をあやすお爺ちゃんの姿である。

ま、年齢的に言っても、そうなのだが。

愛娘に、そろそろ孫の顔でも・・・というのも無理がない)


が、我々、ファンからすると泣きさけぶ幼児を、あやす姿は微笑ましいものだ。

そんなことを考えていたら、この映像は、「神よ」のほうがしっくりくるなと。


「神よ」。


プロモーション用にレコード会社のだけかが書いたのかな。

Amazonの商品説明に以下のように紹介されている。
-------

松山千春 65作目のシングルは、真骨頂、壮大なバラード!
―まずは、真剣に考えてみないか。この国の子どもたちの未来を―。

そう言わんばかりに、千春は自分流フォーク・ソングに限りない愛情を込めて歌いました。
今回、千春自身、早くからシングル曲として発表したかった曲で、今どうしても「伝えたい」、「歌いたい」という想いが充分に感じ取れます。

そして・・・「天才・松山千春」が、今回初めて「神」に祈りを捧げました。


アレンジャーに天才・ギタリストの「古川昌義」氏を迎え、今までの松山千春にはなかったブリティッシュ系の雄大なサウンドに仕上がり、そこに淡々と歌い上げているところが、重苦しく聞こえず、逆にすんなりと伝えたいメッセージが耳に入ってくる作品になってます。

アルバムにも同名タイトル曲が収録されてますが、
アレンジ(アレンジャー)を変え、敢えて全く違うアプローチで世に問いかけていこうと挑戦しました。
-------


自分流フォーク・ソング、真骨頂、壮大なバラード!、
「天才・松山千春」が、今回初めて「神」に祈りを捧げました。


うーん。

~ちりばめられた至極の宝石たち。~

最新アルバム『伝えなけりゃ』のコピーに通じる、なんだろう・・・。

ちょっと大袈裟すぎやしないかと。


いやいや、誰かを責めているわけではなくて・・・ね。


「神よ」は、2010年2月14日のラジオ「松山千春 ON THE RADIO」でデモテープ音源がO.Aされた。

レゲエ調で、親が子供の行く末を案じて神に祈る。

アレンジャーの夏目一朗にはゴスペルのアレンジで仕上げてくれと依頼したという。


ちょうど、この時期。

ラジオやコンサートでも口にしていたが、「ちーたん、ちーたん」と駆け寄ってくる血のつながらない可愛い甥っ子。 


その甥っ子と遊んでいるうちに曲が出来たと、ラジオ「松山千春スーパーショット2011」では話している。


神に祈りを捧げた。

そんな大層な、大袈裟な唄ではないと思う。


この日本、地球は、今を生きる我々のためだけではなく、未来の子孫、子供たちのものでもある。

そう千春は、昔から想っていたのだろう。

勿論、我々も。


それを神にではなく、人間に伝えたかったのだろう。

神に祈りを捧げるように、人間に願いを込めた。


松山千春の歌は、決して大層、大袈裟な唄など歌っていない。


誰もが心の奥では気づいている、大切ななにか。

失くしてはいけない人の心、祖国というふるさと。

己の手で、守らなければいけない権利や自由、

それを主張するには果たさないといけない義務。

普遍的で、見過ごしやすい平凡な幸せ、凡庸な人生。


それを分かりやすい、素朴な言葉で、

より創らずに歌っているから、ま、売れるはずはないなと。


(とは、いえどメールの返信が来ないから・・・、会いたい、震えた、なんたらかんたらといった薄っぺらい稚拙な歌詞と一緒にしてほしくはない)


松山千春は神に祈りを捧げるよりも、人に願いを込めて歌う。


この曲をきくとそう思うのです。


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