8/11
なんとか黄色い国産レモンを入手できたので、
早速再現のために再挑戦。
※今回はうっかり甘酒を入れ忘れ・・・

■材料
・全卵L玉5個(卵黄70g、卵白171g)
・米粉80g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)60g (すべて卵白用)
・レモン汁に豆乳を足したもの80cc
・甘酒(ノンアルコールのストレートタイプ)10g強
 ※甘酒は、水分を切って麹のみにしたものを用意。

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備. ・米粉をビニール袋に入れ、ふって空気をふくませる。
     ・豆乳を人肌程度に温めておく。
     ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。
     ・レモンは絞って、皮を薄くおろしておく。

1.
卵黄のみまずとろりとするまで混ぜる。
  そこに甘酒、レモン汁+豆乳を入れ、軽く混ぜてから
  さらに、米粉を入れ(ふるわない!)
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)

2.メレンゲを泡立てる。用意した砂糖全量を3に分け
  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
  (今回は最後低速で泡立て、キメを整えた)

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 

  ・メレンゲのキメを整えるため、泡だて器で10回ほど混ぜる(泡締め)
   (ダマはなくす)

  ・卵黄生地にメレンゲをひとすくい1/3入れて、
   メレンゲの白い筋が見えなくなるまで、混ぜる。
   (これは捨てメレンゲというそうで、泡が消えてしまってOK)
  ・残りのメレンゲの半分を卵黄生地に入れ、まずは泡立て器で
   ざっくり混ぜ、その後ゴムベラでダマがなくなるまで混ぜる。
  ・同様に、残りのメレンゲも卵黄生地に入れ、まず泡立て器で
   混ぜた後、ゴムベラでダマをなくしながらなめらかになるまで混ぜる。
  ・卵黄生地を残りのメレンゲに投入し、
   二つの生地をまず泡立て器を使って10回ほど和えたら、
   ゴムベラを使って生地を返しながら、混ぜる。
   ボウルも少しずつ回転させる。
   (既に泡だて器で混ぜることでダマがけっこうなくなっているので
    ヘラでは生地を残っているダマを探しつつ、
    生地を滑らかにするのが目的。手早く混ぜることが大事)
   そんな混ぜ方をひたすら80回ほど繰り返し、今回の生地が完成。

出来上がった生地。

実は今回、先日新しく買ったこちらの本を参考に混ぜてみたものの…


シフォンケーキ パーフェクトブック -絶対失敗しない、これ一冊で丸分かり。-
著者:福田淳子
出版年月:2015年9月


なかなか生地が混ざり合わず、そのため時間がかかったせいか
ちょっともそもその生地になってしまった・・・

4.いよいよ型に流し入れ。
今回は17cm型で。



生地の出来がいまいちだったので、あまりかさも増えず・・・

型をゆすって平らにし、トントンと机に打ち付け、

さらに念入りに空気を抜くため、
菜箸を刺しジグザグに2周回し、完成。


5.180℃に予熱したオーブンで、170℃に下げ30分焼く。
(今回から、メレンゲを作り始める前に予熱開始)

焼き上がり。

途中思ったよりは膨らんだものの、まあ、この程度のふくらみ。

今回も冷ました後、冷凍庫で一晩寝かせて
型外し。


ホール


やはり高さは出なかったが、きれいな型外し。


■実食

一言所感:やはりレモンには皮が必須!

◆見た目★★
☆☆

 ・膨らみ・・・△
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・○


◆味  ★★★☆☆
  →戻ってきました、この酸味!これぞレモンシフォン!
   砂糖を減らしたけど、この量で十分。

◆食感 ★
★☆☆☆
 ・しっとり・・・○
 ・ふわふわ・・・△
 ・もちもち・・・

 →ちょっとどっしりしたシフォンになってしまったので
   ふわふわ感は少ないが、それでもしっかりしっとりしているので
   食感はまずます。


■失敗と教訓
・レモンシフォンにはとにかく皮をいれましょう。

・分量はこの量を標準に、卵の量に応じて変えましょう。

・最後の混ぜ方はノンオイル米粉シフォンのやり方を
 もとに行いましょう。

レモン、本当に夏にぴったりのシフォン。
ぜひ皆さんもお試しあれ!(ただ黄色い国産レモンを見つけるのが
この時期、至難の業ですが・・・)

============================================================

↓よろしければ、応援のクリックお願いします。励みになります。
  

 →米粉シフォン作成手順はこちら

 →これまでに研究したレシピ本の一覧はこちら