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娘の誕生日シフォンに挑む。
昨年の教訓を生かし・・・

今回も特訓中の塩麹バニラシフォン。
オイルを入れようか悩んだ末、やはり娘へのプレゼントなので、
ここはノンオイルで頑張ります。

■材料
・全卵4個(卵黄69g、卵白162g)
・米粉80g
・グラニュー糖(100%甜菜糖)60g (卵黄用10g、卵白用50g)
↑前回あまりに甘みが薄かったので、10g増量
・豆乳70cc
↑より滑らかな生地なるよう、豆乳をさらに10g増量
・塩麹(自家製)10g
・甘酒(ストレートタイプ)10g
・バニラビーンズ(1/3本)

■工程(基本的に作り方はいつもと大差ないです)
準備.・米粉をビニール袋に入れ、ふって空気をふくませる。
      ・豆乳を人肌程度に温めておく。
      ・卵白と卵黄を分け、卵白は冷凍庫で冷やしておく。

1.
卵黄のみまずとろりとするまで混ぜる。
  少しとろっとしてきたところで砂糖を入れ、
  砂糖のざらざらがなくなるまで混ぜ、
  さらにやや粘りが出て、クリーム色になるまで混ぜる。
  そこに塩麹、甘酒を入れ混ぜ、バニラビーンズ、豆乳を入れ、
  軽く混ぜてからさらに、米粉を入れ(ふるわない!)
  ダマがなくなるまでしっかり混ぜる。  

     (すべて目の細かい泡だて器で)

  →水分が増えたためかなり水っぽい生地が完成。
   米粉を足そうか悩んだが、今回はこのまま続行。

2.メレンゲを泡立てる。用意した砂糖全量を3回に分け

  投入しながら、そのつど泡立てて、メレンゲを作る。
  最後の低速でキメを整えるところまで4分半で終了。

【メレンゲの詳しい泡立て方はこちら

 →ふんわりとした、でもボリュームのあるメレンゲが完成。

3.卵黄と卵白を混ぜて、生地を完成させる 

  ・卵黄生地にメレンゲを3分の1入れて、
   メレンゲの白い筋が見えなくなるまで、混ぜる。
   (これは捨てメレンゲというそうで、泡が消えてしまってOK)
  ・卵黄生地に残ったメレンゲの半分を入れ、
   大きく混ぜてなじませていく。
   (最初はヘラを縦に入れて3回ほど2つの生地をなじませ、
   その後、ヘラを大きく使い、ボウルを回しながら20回ほど)
   その後、残りの半分のメレンゲを入れ、同様の方法で混ぜるが、
   こちらは50回ほど混ぜる。
   混ぜるポイントはメレンゲのダマを消しながら混ぜる。
   混ぜながら、ダマを探し、ダマをつぶして、また1回混ぜて、
   ダマを探して、消してを繰り返す。

そして、出来上がった生地。

水っぽい卵黄生地にもかかわらず、
なかなかのボリュームの生地に・・・
まだ混ぜが足りないのか・・・しかしずいぶん混ぜたぞ・・・
生地の出来はいい。滑らかながら、ツヤもあり
ふんわりとした生地。
教室に通う前よりも滑らかさは確実に良くなったと思う。


4.いよいよ型に流し入れ。

前回の教訓を生かし、間違いなく17cm型では溢れると感じ、
教室の先生にご紹介いただいた紙型を使用。

この型、底辺はほぼ17cm型の大きさと同じものの、
高さが2cm高いという優れもの。

たらたら~と生地を流れ落としてみると・・・

量、いい感じ!!!

やはり卵4個って生地が膨らむんだな~。

型をゆすって平らにし、トントンと机に打ち付けて完成。


5.170℃に予熱したオーブンで28分焼く。
  (いつもより量が多いので、+2分)
※15分すぎたところでアルミホイルで頭をカバー。

焼き上がり。



また横になってしまった・・・
そしてさらなる大惨事・・・
繰り返される悪夢・・・
やってしまった、バースデーケーキ・・・

いや~、今回でもうさすがにわかりました。
我が家のオーブンには酷なのです、この高さ・・・

いよいよオーブン新調か・・・
その前に、実食だ。

粗熱を取り、一晩冷蔵庫で寝かせて、翌日型外し。


そして、型外し後。


・・・絶句・・・(しかもまた横)

紙型・・・恐るべし。

■実食

一言所感:惨敗。

◆見た目☆☆☆☆☆
 ・膨らみ・・・◎(あまりの膨らみに焦げました)
 ・美しさ(型外しの出来) ・・・×(紙型デビューにはまだまだ未熟)

◆味  ★★☆☆☆
 ・バニラビーンズがきいてて甘みは○
 ・塩気もだいぶきいてきた。

◆食感 ★☆☆☆☆
  ・しっとり・・・△(中はそれなりにしっとり、ただ周りがぼろぼろ)
  ・ふわふわ・・・△(焼きすぎで少々固め)
  ・もちもち・・・○(もちっと感はあり、水分と米粉の量は悪くなさそう)


こんな惨敗シフォンでも、娘は大喜び・・・(本気で涙)
しかも、紙型にこびりついた生地まで指でほじって食べてくれた・・・

ごめんね、そして本当にありがとう。


■失敗と教訓
・きっと紙型は焦げやすい。時間は短めでOK。でも、そもそもノンオイルでは
 紙型は難しいのかも・・・(オイルを入れるとシフォンの表面に焼き目が付き、
 型もはずれやすくなる)

・水分は一度見直し。
  
→以下、次回ノンオイルの際の分量
   ・豆乳 70g
   ・塩麹 or 甘酒 10g

・次回ノンオイルの際は、膨らみすぎるので、
 卵黄生地を硬くなるまで混ぜず、軽く混ぜるにとどめる。

・混ぜ方がまだ足りない・・・というかこの17cm型+豆乳生地では
 どんなに混ぜてもあふれるのかもしれない・・・
 →型を新調するまえに、混ぜ方を大幅改定。
  ゴムベラで混ぜる前に、泡だて器で泡をなじませてからヘラで混ぜる。
  (次回は、ひとまず同じやり方で、オイル入りの時に泡だて器使用予定)
 ⇒これは必ずどこかで実践します!

先生のレシピと自分の我流がごっちゃになり
誰が見ても相当迷走中のシフォン道・・・

ここで一度気持ちを落ち着かせるために、
次回は先生のレシピをそのまま自宅で再現できるかトライ。

これしきの失敗にくじけず、上を向いてさらに頑張ります!
そして来年の娘の誕生日こそ、目にも美しいシフォンを・・・

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