お昼ごはんを食べに金沢市内へ
予約時間ジャストに到着。
金沢にはいくつか人気のお鮨屋さんがあったので、この旅行中に昼、夜と。
先ずはこの日は乙女寿司へ。
お昼のコースをお任せで。
しかし、最初の甘海老が美味しかったので、
よし。後、雲丹も。
人気店で予約が詰まってるので
仕方ないのでしょうが、
握りのテンポや接客の慌ただしさが気になるところ…
夜に来たらもっと印象が変わっていたかも。
こちら、予約は一ヶ月、二ヶ月前には取られた方がよろしいかと。
運転の為飲めない主人には申し訳ないのですが、
私は昼から地元のお酒を楽しみつつ、
ドライブしながら、鶴来へ。
鶴来にはいくつか酒蔵があり、
今回は上海の和食屋さんからの
ご紹介で、萬歳楽さんの酒蔵見学へ。
説明してくださり、
大好きなお酒がどのようにして
作られていくのかを学ぶことができ、
とてもいい経験となりました。
近くに他にも麹屋さん、味噌屋さんと
あったので、少しお買い物をしながら
鶴来から山方面へ少し登っていき、
霊峰白山の麓。
周りは、スキー場と温泉があるくらいの
何もないような場所にあるうつお荘へ。
摘み草料理では最高峰とも
言われているうつお荘。
旅館というより、民宿のような料理宿。
こんな山奥で食べたら帰るの大変だから
泊まっていきなさい。な雰囲気なので、
宿泊は、1日2組までの、
3部屋のみ。
磨きこまれていて、
簡素だけど、とても美しい。
お料理は、ご主人が山で自ら採ってきた
季節の川魚に山菜、
山の幸を活かした郷土料理。
先ずはこの奥の水菜と合わせてある舞茸。
こんな香りがいい舞茸は、初めて。
この後にも舞茸が出てきたのですが、
この旅で最も印象深く残るほどの美味しさ。
手前の蕗味噌もお酒にぴったりで
ほろ苦さがたまらない。
アケビの食感に、ほのかな苦味と甘味に
ずんだ衣がよく合う。
三人でとっても盛り上がったお料理。
本当はお鍋もあったのですが、
もうお腹ぱんぱんだったので、翌朝の朝食に
お願いすることに。
どのお料理も素朴だけど、手間暇掛けられいて、
滋味深くて、美味しい。
身体の奥から満たされていくよう。
起きるのが楽しみな朝ごはん。
染み渡る。染み渡る。
きのこの旨味たっぷりの汁も残さず。
熱々の厚揚げが。
お腹いっぱいと思いながらも、
どれも本当に美味しくて完食。
穏やかに流れるうつお荘。
本当に素晴らしい料理宿で、
わざわざここまで来る価値は充分にあり、
ここでしか味わえないものをたっぷり
楽しむことができる。
本当の贅沢とは、こういうことを
言うんだろなぁと思えた1日。
宿のホームページなどはないので、
予約の際には直接お電話を。
温泉とお食事のみも可能だそうです。
なかなか予約が取りづらいので、
早めのご予約を
うつお荘
またいつか春の季節にここを
訪れたい