ヴァイオリニスト・作曲家 山﨑千晶 

ヴァイオリニスト、作曲家  千晶のブログ。
演奏法や、コンサートにまつわるエピソードなど、
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今までのコンサートの思い出など、
音楽シーン盛りだくさんの内容でお届けします。

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チェコのクリスマスって

どんなのですか?

という質問に、私は

まずこの曲のことを

紹介します。

ヤクブ・ヤン・リバの

「チェコのクリスマスミサ」。

このリバという名前の作曲家は

日本では知られていないと

思います。

 

18世紀のチェコの

オルガン奏者、作曲家で

ピルゼン地方に近い

主に田舎の音楽教師を

やっていました。

 

リバの

「チェコのクリスマスミサ」という

ミサ曲は、チェコではクリスマスの

曲として、アドベントからクリスマスまで

の期間、各地でアマチュアも、

プロオケも演奏します。

 

~アドベントとは~

アドベントという単語は「到来」を意味する

ラテン語Adventus(=アドベントゥス)から

来たもので、「キリストの到来」のことである。

イエス・キリストの降誕を待ち望む期間の

ことである。

 

アドベントには、ろうそくを4本用意し、

第一主日に1本目のろうそくに火をともし、

その後、第二、第三、第四と週を追うごと

に火をともすろうそくを増やしていくと

いう習慣がある。

子供たちの楽しみとして

アドベントカレンダーがある。

紙や布などで作られ、

1-24もしくは25までの日付の、

窓やポケットがついており、

その日の窓やポケットを開くと、

イラストが現れたり、

お菓子が入れてあったりする。
(Wikiより)

 

とこのような時期に、

ドイツではクリスマスマーケット、

チェコではリバのミサ、という

感じで演奏されています。

 

リバのクリスマスミサが

初演された教会。(写真提供K.Miyoshi)

 

この曲を留学時代に

プラハのエマウジー修道院の

アマチュアオケに参加して、

演奏して知ったのですが、

その後、ドマジュリツェ(ドイツ国境の町)

や、ホルショフスキー・ティーン

などの教会でリバ以外にもミサ曲を

演奏することがあったのですが

チェコの片田舎の教会で

弾くのも素朴な感じで

乙なものだったです。

 

リバの音楽は、基本的には

古典派の典型的な音楽で、

オケ、合唱、歌手のソリスト、

そして特徴的なのがオルガンが

たくさん活躍することです。

 

チェコの田舎では、狭いところながら

何かにつけこういうコンサートが

しょっちゅう行われていて、

そんな敷居の低い素敵な

コンサートを、日本でもやったら

きっとたのしい!と思いつき、

去年晴れて初演しました。

 

しかもリバは弾くのが難しくない。

編成も、弾く場所によって

いろいろ変えられるように

作曲してあるので大変便利。

↑これは、リバがアマチュアでも

誰でもどんなところでも

オルガンさえあれば

みんなが楽しめるように、

とそういう風に

作曲してあるのです。

 

ドヴォルザークやスメタナ

以外にもチェコの音楽で

素晴らしいものはかなり

あります。

その中で最も知ってほしかったのが

この曲でした。

何せ、クリスマスと直結していて

雰囲気たっぷりですから。

 

チェコの田舎のコンサートの

雰囲気を日本にもちこみたい!

と思って実行したのですが、

東京はなにせプラハの

10倍の人口都市だったためか、
それともやはりリバの音楽の

魅力が日本人にもすぐ

伝わったのか?今年は

すでに完売してしまいました。

 

リバの弾いていたオルガン。

 

 

 

合唱は、チェコ語なのですが

難かしいチェコ語を私立の

女子高校生有志が
修得し、素晴らしい歌声を

聞かせてくれます。

 

チェコのクリスマスが日本でも

味わえて、とっても楽しみなイベントです。≧(´▽`)≦

 

 

リバのお墓。

 

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