【詩】 ONE DAY

海12




黄昏に 戯れに 花を愛でること以外に
何ができるというのだろう
哀しみに 憎しみに 罵り合うこと以外に
何ができるというのだろう

未来永劫の戦いは
幾度となく 繰り返され
それでも人は生きる

薄汚れた 闇の世界に
彩り鮮やかな 花は咲き乱れ
世がうつろう儚さに
そこ儚となき楽園に
魂忘れた人々が
声も露に叫んでる

共に歩もう
誰かの呼ぶ声がする
それがどこから聞こえてくるのかわからない

その声が 天使の声なのか 
悪魔の声なのか
それがわからない
一体 何を信じて進めばいいのだろう

愛を忘れて生きるのと
愛を知らずに生きるのと
どちらが真実に近いのだろう

誰かが誓う
愛を誓う
幾度となく繰り返され
楽園は遥かなり

雲は揺れ 日は暮れる



画像: 梓のホームページ

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海4



死を見つめ生きて生かされ愛されて永久に刻みし記憶の砂よ
恋人よ 欲しかったのは君じゃなく愛だと気づき流離うままに
熱帯夜海の恋しい季節かなおしくる波のしぶき泡立ち
海の中恋の詩さえ静々と熱き想いの夕暮れるまで


こころさえ聖らかなればそれでいい汝語りしや愛を信じて
ジーザスの静かな愛にめぐりてや1秒の愛永久の愛へと
誰がために生きるものぞと愛求め空の高きに海の深きに


生きるのね・・それでも生きる生き続け愛を探して夢の中まで


まぼろしの詩人はうたう愛のうたささやく波にささやく風に
亡き人の生きる記憶の甦るそんな自分を愛しく想い


飛び出そうたとえ愛など無い世界でもいつかは届く光を頼りに
壊れても傷があってもかまわない愛しき人の愛の温もり
信仰のゆるがぬ愛を傷み知るパトス沁み入る燃える炎に


疲れたら遠く眺めて飛び込もう空には待つよあの星のもと
青き星いつかはやがて砕け散り鳥は目指すよ夜明けのブルー
宇宙から眺める地球いのち青ひろがる海の輝きに満ち


生きる意味おもわぬことを健やかな心と呼びし空とぶ鳥よ


小魚の行方を追ってどこまでも海の中さえサイレンス・ブルー
サンゴ礁越えてしまえば外海の水の深きに月さえ隠れ
海の友聞いてみたいな笑い声おしゃべりイルカきゃいきゃいと?


海の中流した涙雨となりやがては吾に戻りくる海
こぼるるは落ちる涙のひとしずく海を薄めた悲しみ滲み
愛憎のアンビバレンス激しくば潮の満ち引き眺めるように


やわらかきカーテン越しの陽射し浴びそれでも二人気づかぬふりよ


世界中落ち日の色の変われるをゆらり太陽追いかけてみたい
砂浜の熱き太陽翳はなく椰子は囁く風の言葉で
照り返す熱い陽射しを浴びながら錆びた心に風が吹き込み
クール・エア風になりたし透き通る過ぎる想ひを肌に感じて
砂浜に置いたビールの生温き微かな酔いどれ微かな甘み


水平線別れを告げる夕陽さえ日の出と呼ぶか波落つる闇



画像: おしゃれ探偵

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