七色の虹のいでたる台風の懐かしきかなふゆごもる空
 
一つずつ増やして風の冷たきにコート忘れる店の背もたれ
 
念送り蓋を開ければ嘘つきの女誘いてミサのなき日の
 
3時まで口をきいてはいけないと部屋にこもりてミサの終わりに
 
口きけぬ空の青きと鬱うつと肩を並べてすぎゆくを待つ
 
迷惑を知らぬ風など子らの服めくりて遊ぶ変態もどき
 
還俗を老人ホームのおとしだまゆきてゆかぬか女の視線に
 
フィリピンのダンスのゆれる舞台には手つなぐカップル朗々といづ
 
使徒 2. 25-27
 
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