Impressions*CINEMA

ネタバレもあるので要注意!!

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ジョゼはあくまでも恒夫との別れを覚悟していたんだ…。

そういう恋愛って切ない。苦しい。

それでも好きにならずにいられない。


自分が障害者である事で、恒夫がそれを背負えないことも

全て知っているからこそ、結婚を否定し車椅子を拒むのだろう。

少しの間だけでも、一緒にいれる時間は触れ合っていたい。

そんな気持ちが溢れてきて、とても切ない。


最初に体を合わせる時の「ヤベ。オレ、泣きそう」

という恒夫の言葉がなんとも言えないんだよね。

しかも、なんて楽しそうなベッドシーンなんだろう!!


「帰れと言われて帰るようなやつは帰れ!」と言って泣くジョゼ。

固く心を閉ざしたジョゼが、最初に見せた心の内側。

なんか私までウルウルときてしまったよ。


「俺が逃げた」


恒夫の言葉にはリアリティがある。

ハッピーエンドよりずっとリアリティがあって、だからこそ辛い。

きっと、こういうものなんだ。


せめて、歩道で泣き崩れる恒夫に救われた。

恒夫は本気でジョゼを愛していたんだ。

同情などではなく、ありったけの愛情で。


ジョゼはまた深い海の底に戻ったのだろうか。

でも最後車椅子で風を切って進む姿に、少しだけ光を見た。

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初恋と音楽。そんな映画。

だけどその中に、歴史的・社会的背景も示されている。


「音楽は楽譜じゃない。耳と心で感じるもの。」

その言葉通り、トレーラーの中でのセッションは素敵♪♪

あのマヌーシュ・スウィングのセッションは生演奏なんだとか!!


スウィングギターの名手である、チャボロ・シュミットも

マックスのギターの先生、ミラルド役で登場。

こんな先生に教えて貰えたら幸せだよねぇ~☆


ロマ民族というジプシーたちの文化や悲しい歴史も盛り込み

その中において、ミラルドの死というものを描いている。


初恋のほろ苦さや切なさと、音楽の素晴らしさ。

その中に、ロマ民族の過去と未来を映し出しているのは

この作品の監督トニー・ガトリフ自身がロマ民族だからなのだろう。


古きものを守りつつも、新しい時代へと変貌を遂げようとする人々。

その中で、死者の事を語らず、その人の遺品も残さないという

ロマの人たちの掟の中から、スウィングはミラルドの遺品である

ギターの焼け残りを、マックスと共に川へと流す。


最後の水色のドアを閉めた後の窓にいつしか張り付く手のひら。

この「スウィングの手のひら」という間接的な描写によって

ミラルドとマックスとの別れに対する精一杯の悲しみが伝わってくる。


ミラルドが教えてくれた「おまじない」を試すマックスと

それを手伝うスウィングが作ったピラミッドに

チョコチョコと歩み寄るハリネズミの映像がカワイイ。


ここら辺、初恋のほのぼのした雰囲気が映像として表現されいるし

ミラルドが天に召されるときの空を飛ぶシーンも素敵だと思う。


この監督、色んな意味で間接描写がとても上手いんだなぁ。

きっとミラルドは、音楽と共に精一杯の人生を送ったのだろう。

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