観る前に思っていたのと、ずいぶん違ってた。
ただ笑える映画だと思っていたけど、そうじゃなかった。

孤独で寂しい、少年の心が切ない。
ウソを重ねることで、自分を守ろうとするフランク。
パイロット、医師、弁護士…。
いろんな職業になりすまし、詐欺を重ねていく。

フランク・アバグネイルは実在の人物なんだけど
一見艶やかな生活の中で、真の孤独を感じていたんだろう。

クリストファー・ウォーケン演じる、フランクの父親が
決して受け取らなかった、息子からのお金やプレゼント。
ここに、父親としての優しきプライドを見た気がする。

毎年恒例のクリスマスの電話。
本当は、早く自分を保護して欲しいという
フランクの心の叫びなのかな…。とても切なかった。

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息子の命が消えようとしている。
提示された額のお金があれば、助けられるのに…。
そんな中で、犯罪を犯していく父親、ジョンQ。

最初から最後まで、ずっと泣き通しだった。

自分の心臓を差し出して、息子を助けようとする父親。
我が子の命が消えるとき、もし自分の命を差し出す事で
助かるというのなら、誰もが同じ事を考えるだろう。

苦しくて、胸が張り裂けそうだった。

デンゼル・ワシントンの演技はもちろんのこと
ロバート・デュバルの優しい存在感も良かった。

医療のあり方、保険のあり方。そして命の重み。
あらためていろんな事を考えさせられると思う。
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このシリーズも、やっと面白くなってきたぞ!って感じ。
第1作は前置きっぽかったけど、いよいよ本編突入。

この世界には守るべきものがたくさんあって…
私たちはそのために、いろんな事と闘いながら生きている。

人との出会い、結ばれる友情、芽生える愛情。
今私たちが見失いかけているものを教えてくれる。

善と悪。人間の心に渦巻く葛藤は、永遠のテーマかも。

CGがすごい。兵が攻め入るシーン。ダムが決壊するシーン。
このCG力なくして、この映画はあり得ないでしょう!

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