あなたの考えは、薬品ＣＭの影響を受けてませんか？

私もＣＭの影響を受けていると思います（笑）　あるとき、気づきましたが。

ご存知ですか？

薬品のＣＭは　<商品を売るため>　に存在しています。

薬品のＣＭは、健康に関する情報ではありません。

別に、私たちを騙そうとしているわけではありません。

あくまで、ただただ、商品をたくさん売ろうとしているだけです。

私たちは、薬品のＣＭが、商品をたくさん売ろうと

一生懸命、戦略たててやっているという事実に気づかず、

それを、私たちのためを思った、本物の、良い情報だと、受け取り違えてきたのです。

「掻いちゃダメ、掻いちゃダメ」、とか、、

「コホンと言えば、○角散」とか。

「効いたよね、早めのパ○ロン」とか。

本当に素晴らしいキャッチコピー！！　

凄腕のコピーライターが書いたのでしょう。。

「効いたよね、早めのパ○ロン」という絶妙過ぎます。
　

　
風邪を治すわけでない薬が、

あたかも「効く」みたいな、イメージを持たせる広告です。
　

　
そして、薬の説明書には、

この薬品が「風邪を治す」とは、どこにも書いていません。。

　
　
「風邪薬を発明したらノーベル賞とれる」と言われており、不可能なのです。　

　
風邪というのは、身体の掃除、デトックスなんです。

ですから、多少不快でも、人間の体を整えてくれる、

ありがたい一過性の症状なんです。

薬（毒・ゴミ）を入れたら、余計に長引かせる、

それが真実なので、

とても薬が治すなんて言える状況ではありません。　

　
こういうところは、まだ、まともに取り締まられています。
　

　
広告や添付文書にも、

薬の効果は「症状緩和」とだけあります。

後日、添付文書も含めて解説いたしますね。
今日は時間がありませんで。。

　
「薬が風邪に効く」とはうたってはいけないのです。　

「効いたよ、パ○ロンが、風邪に」じゃ、ダメだけど、

「効いたよね、“早めの”パ○ロン」

だったからよかったんでしょうね。　

でもね、多くの方って、細かいところまで、察知しますかしら。

このコピーから、脳が勝手に変換して、刷り込まれたメッセージ。

こんなんだったりしませんか？　　

・風邪の症状が出たら、早めに対処しなければいけない

　↓　
　
・薬は風邪を治してくれる。　

　風邪をひいたら、早めに薬を飲まなければいけない。
　
　↓

・子どもが風邪をひいたら、

　すぐに親がなんとかしてあげなければならない。

　（パ○ロンの広告には、必ず、高感度の高いママタレントと、子どもが登場する）
　

受け取り手にもよるけど、こんなメッセージが知らずに刷り込まれると思うのです。　
　

＋＋＋
　
　
ちなみに、この女の子、何歳くらいだと思いますか？

　　
小学校一年くらいかな？と私は思うのです。　　

　
薬の注意書き、小さく書いてあります。
　
　
８歳未満　服用しないこと。
　

この女の子、８歳未満にしか見えないのですが。。
　　

なんとも紛らわしいのです。

　

9歳以降の薬の広告なのに、小さい子がうつっている。

まるで、小さい子にもOKみたいなイメージをいただきかねないですよね。。　

私ぐらいかな？　

私はおっちょこちょいだから。

パ○ロンを飲ませないまでも、　
　
こういう広告、CMなどにふれていると、　

子どもが風邪になったとき、医者にいって、　

薬を飲ませなきゃと思うのかな？と感じちゃいませんか？？

　
　
「病気が怖い」「鼻水が出ても何かしてあげないと！」　

と思うのは、ひとつはこういう広告にふれてきたからだと思うのです。。。　

自然派ママさんのお悩み、1000人はみてきましたが、

本当にみんな病気が怖いの。

でもね、病気、特に風邪などの一過性の症状は、

私たちにとって、メリットがいっぱいなのです

小さい頃から、

「風邪ひいたの？

体がお掃除しているんだね！

　悪いものが出るから、体がラクになるね！」

こういうこと言われ続けていたら、

私たち、風邪で心配になったりしないと思うのです。

ちなみにうちの子は、風邪で心配になったりしません。。
（「おめでとうは言わないで　大丈夫？と言ってね」と、言いますが・・）

自然の摂理にあったこういう情報がどうして、一般的には流れないのでしょう？

それは、自然の摂理に沿った本当の情報は、
経済的効果がゼロだからです。

お金が儲からないからです。