チェルシーガーデンティーの二階堂志紀です。



チェルシーガーデンティーでは
毎日の暮らしの様々なシーンに合う
10種類のブレンドをご用意しています。



今日ピックアップするのは
ダージリン ラージリーフ です。




 




紅茶の茶樹には大きく分けて
アッサム種 と 中国種 の
2種類があります。



アッサム種は標高の低い暑い地域で
栽培されていることが多く
濃いルビー色とコクが特徴の
存在感のある紅茶が
つくりだされます。


タンニンが多いのが特徴で
日本人の多くが紅茶らしいと感じるのは
アッサム種の茶樹でつくられた紅茶です。




一方 中国種は標高の高いところや
比較的穏やかな気候の地域でも
栽培されていて
薄めの水色(すいしょく)とデリケートな香りが特徴の
繊細な紅茶がつくりだされます。



アミノ酸が多いのが特徴で
日本の緑茶の茶樹も中国種です。



標高の高い場所にある
インドのダージリン地方では
その環境に適した中国種の茶樹が
主に栽培されています。




 



中国種の茶樹でつくられた紅茶は
独特のデリケートな香りがすばらしく
ダージリン地方の特に夏摘みの茶葉の一部には
マスカテルフレーバーと呼ばれる
マスカットのような高貴な香りがあります。



シャトーもののワインと同じように
いい年の人気茶園のダージリンには
とんでもない高値がつくこともあります。




タンニンが少ないのですっきりとしていて
口に含んだ瞬間に
華やかな香りが鼻の奥にたちのぼってきます。
(少しワインと似た感覚です)




ストレートでこの自然が生み出す素晴らしい香りを
ゆっくり楽しむのがおすすめです。
少し冷めた頃の方が香りを強く感じます。




スイーツを合わせるなら
リッチなフルーツケーキがベストマッチ。


 



ラム酒に漬けたドライフルーツが
たくさん入ったフルーツケーキは
イギリスではハレのお菓子。



ウエディングケーキに使われる
シュガーでコートされたデコレーションケーキの土台にも
フルーツケーキが使われています。




バターがたっぷり使われたリッチな生地と
洋酒とフルーツの香りに
ダージリンの繊細で高貴な香りが
合わさると

お互いの素晴らしさを引き立て合い
いつものティータイムが
ワンランクアップ。




 



茶葉は大きめ。
茶葉の撚りが戻るのに時間がかかるので
最適な蒸らし時間も長めです。



香りがよく出るように
基本的には熱湯で淹れることをおすすめしますが、


香りのいいダージリンにつきものの渋味が苦手な方は
少し温度の下がったお湯で淹れる方が
お好みかもしれません。
(ダージリン限定で)










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