いたしません。

ちぇるしーです。

 

最近、雨でうっとおしいのでブログを書きます。

関連は特にありません。

 

タイトル通り、今日はこっちの病院事情について書いてみようかと思います。

 

こっちは、とにかく何でもまず近所のGPというかかりつけ医的な所にまず行きます。

お腹が痛かろうが、目が腫れようが、皮膚が荒れようがとにかくまずGP。

大体、このGPで薬を出してもらって解決するので大丈夫。

 

それで、もしこのGPの先生が

「こりゃ専門医が必要」

となったら、やっと専門医を紹介されます。

 

ココからが結構長い。

なんせ、レントゲンとか心エコーとかも専門医。

わざわざ違う場所に出向くのは結構面倒です。

まあこの後に専門医に診てもらって、どうゆう方向で行くかみたいなのが決められます。

 

ニュージーランドの医療費はタダとよく言われますが、

実際はGPは自腹です。

私が登録しているGPは一回先生に見てもらうのに大体$40ぐらい。

処方箋だけだしてもらうのに$20だったかな。

で、薬は基本的にどんなものでも$5になります。

私にはコレがとても助かっていて、

片頭痛の薬が45錠で$5っていうのは破格です。

ほんとにありえない。

(ちなみに、この薬、日本で保険が効いて1錠300円程度なので)

 

このGP結構高く感じるかもしれないけれど、

所得が低い人、年間に10回以上の通院が必要な人には割引制度があるようです。

詳しくは忘れたけど、ファミリーカードっていうのがもらえるらしい。

 

専門医に関しては、もうちょっと複雑で

こっちの医療保険は任意なので、保険に入ってて、急いで診察を受けたい人は、プライベートの病院にいくこともできます。

もちろん保険入ってなくても、お金がある人は行けるよ。

で、お金のない人はどうするかというと、

公立の病院に行きます。こちらは全額タダ。無料。

あと、受診するときに無料で通訳をつけてもらえます。

でも、先生に会えるまで大体3~6ヶ月かかります。

問題は、待っている間に病気が悪化したり、死ぬ人が結構いるらしい。

 

これは結構問題だと思うけど、この公立病院、重症患者さんから先に予約が取れるらしいのです。

なので、まず検査だけでもお金をひねり出して、プライベートのお医者さんに診てもらって、ガンなり何なり緊急性のある病状で有ることを診断してもらって、後の治療を公立病院で行うという事も出来るらしいのです。

そういう所の手配はGPの先生に相談して、一番良い方法を取ってやっていくしか無いです。

 

こっちの病院、GPの先生も専門医の先生も本当に本当によく話を聞いてくれて、説明をきちんとしてくれます。

あとね、GPの先生達は、白衣とか着てません。

これは場所によるのかもしれないケド、うちのGPの先生たちは着てないです。

金曜日とかは更にラフだし。アロハとか着ちゃってるし。

日本ではあまり患者の話をじっくり聞いて、分かりやすい言葉できちんと説明してくれるお医者さんにあまり出会ってこなかったので、

私はこっちの病院の先生たちの対応に非常に満足しています。

 

まぁ、他のところはどうか知らないけどね。

 

ただ、私思うんです

タウランガに住んでると、全然日本人というかアジア人がすくないので、

必然的に現地時もしくは西洋人のお世話になる機会が多いんですが、歯医者とか病院とか皆、丁寧で技術高いです。

先日、診てもらった歯医者さんは診察後すぐ自分の携帯にボイスメモで私に治療内容をどう説明したか、今後の選択肢に何をアドバイスしたか、とか全部診察内容を録音してた。

凄くない?

 

やっぱり人と人だから、

体を預ける治療を行う人には、信頼関係が結べると良いと思います。