将棋の加藤元名人、猫餌やりでトラブル=集合住宅、住民が提訴-東京地裁支部 | 自然の力はプライスレス

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まりんとの生活っぷりなどなど。

器の小さい日本人が増えている。
猫にエサをやる行為は、何処の町内でも見かけるものだ。
それを咎める人なんて見た事が無い。

猫はネズミやゴキブリを追い払ってくれる、ペストの蔓延も未然に防いでくれる、有り難い動物なのに。。。邪険にしたら罰が当たる。


私もマンションに住んでいる。結構他人事ではないなぁと、ぞっとした。

マンションの住人は、自分達の財産の資産価値が落ちる事を極度に恐れている。
だから、ちょっとした汚れもちょっとした差異も許せないのだ。

昨年、うちはペット可マンションなのに、ロビー脇にあるグルーミングルームで足を洗った後、ロビーを歩いて横切ったら、マンションの価値が落ちる!、臭いが付く!、犬は外を歩け!と総会の大勢の前で文句を言われた。
俺(私)は犬が嫌いなんだ!とも口々に言われた。

ペット可マンションなのに。。。

他にも小型犬はいるのだが、足の大きさが全然違うから、まりんの足跡だけが目立つのだ。。。

不動産なんて、10年もすれば減価償却して資産価値はゼロになるのに、悪あがきにも程がある。
こんな事しても、気まずくなるだけなのに、同じ敷地に住む住人同士が気持ち良く助け合うなんて発想は無いらしい。

この、猫にエサやり事件も、同じような料簡の狭い、貧乏人の集まりが、うちのマンションが汚れるって騒いでいるだけなんだろうなぁと気の毒になった。

うちの近所の公園には、猫おばさんや猫おじさんが、猫缶をあちこちに仕込んでいる。
ツナの缶詰だから犬達も大好きで、腐りかけていてもその魅力には抗い難いらしい。
猫は新鮮なものしか食べないから、余った古いやつを犬たちが食べ、拾い食いして飼い主に怒られている。
だが、仕方が無いなぁと、笑って済ましている。
目くじら立てるような事ではない。

しかし、その糞尿は、本当に餌付けされた猫の仕業なのか?

証明できるのか?

加藤名人の健闘を祈る。

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将棋の加藤元名人、猫餌やりでトラブル=集合住宅、住民が提訴-東京地裁支部

 プロ将棋棋士元名人の加藤一二三さん(68)が自宅のある集合住宅で野良猫に餌を与え続けているのは規約に違反するとして、管理組合や住民から餌やり中止と慰謝料など約640万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁八王子支部に起こされていたことが10日、分かった。

 訴状によると、加藤さんは1993年ごろから、東京都三鷹市にある2階建て集合住宅の自宅玄関前や庭で、野良猫に朝晩、餌を与えるようになった。集まる猫が一時的に十数匹に達したこともあり、住民は汚れや異臭、自動車の屋根を傷つけられる被害を受けたとしている。

 管理組合側は2002年11月、居住者に迷惑を及ぼす恐れのある動物の飼育禁止を定めた規約に違反するとして、加藤さんにやめるよう求めたという。

 加藤さんは1982年から1期、名人位に就いた。

 加藤さんの話 庭で子供を産んだばかりの猫を見つけ、餌を与えて以来今日に至った。去勢手術や環境の悪化を防ぐ努力もしたが訴訟になったことは残念。自分の考えは裁判で明らかにしたい。
(時事通信 2008/12/10-22:10)