敗退が決定してしまいました。
だから初戦の黒星は敗退フラグだってあれほど、、、
問題は負けたこと以上にないようですけどね。残り2戦2勝すればよかった「だけ」なので。
五輪 予選リーグB組3節
キックオフ： 2016/8/11（木） 7:00
試合会場： アレナ フォンチ ノバ
U-23日本 1（0－0／1－0）0 U-23スウェーデン【得点】
後半20分 矢島
【日本4－4－2】
あぁ、ここでついに前回指摘した「勝たなきゃいけない」モードのスタメン。
南野と大島をスタメン起用。
これは完全にテグ先生の失策。
突破ラインを勝ち点4と見込んで、初戦に負けたのに2戦目を「様子見」でスタートしたツケ。
それが許されるのは初戦をドローで乗り切ったコロンビアなんだよね。
ちなみに前節OGの藤春は挽回のチャンスなくベンチで敗退の瞬間を見守りました。
【スウェーデン4-4-1-1】
11をフリーマンと捉えるのが一番適当なように思う。
2列目のセンターというよりは2トップの一角としてスタートするも、ボールが来ないのでボランチまで下がる。
30分以降は4－5－1に完全以降。
割と自由にポジションは移動していたが、プレスバックの意思統一だけはされていた。
サイドはサイドバックでカットインやポジションチェンジも頻繁。
正直、コロンビアより整備されていると感じました。
でもポゼッションのメカニズムやファイナルサードのクウォリティ、単純スキル、タレントを考えるとコロンビアに負けたのもやむなし
か。
【試合展開】
展開としては日本が優勢と言って良いだろう。
しかしほぼ五分五分。中盤でポロポロとミスが目立ちターンオーバーを繰り返すカウンター合戦の様相を呈する。
最後の崩しも両チームともに手数を掛ける分ラストパスが出ない。
崩し切ったシーンで点が取れたのは「決定力がある」と言ってすら良いレベル。
それにしても枠に行かないなぁ。
【後半12分 南野 拓実→矢島 慎也】
【後半16分 浅野 拓磨→鈴木 武蔵】
2枚代えて3トップにするかとも考えてたんですが、もう4－4－2を変える気はなさそうですね。
ってことは単純にフレッシュな選手としての投入。
流れが特別悪かったわけでもないし、交代で入った矢島（20分）が決めてるので交代策は当たったということになるのかな。
必勝の試合で現状維持の交代策。他の手が手詰まりってのは理解しますが、個人的にはいまいち腑に落ちない部分はあります。
【後半32分 興梠 慎三→井手口 陽介】
これは守りに入れってことなんだろうか。
スウェーデンのパワープレイも特になくこのまま試合終了。
【手倉森監督】
谷間の世代、谷間の世代って節穴メディアが結果論で騙るのはまだ仕方ないとして、指揮官が言うのはどーなん？
ぶっちゃけ今までタレント不足で勝てなかったと思ったことなんてないよ？？
この試合でもイージーミスや約束事の不徹底、何よりお休みと亀レスが目に付いた。
人身掌握という面ではほぼ満点のテグ先生。
テクニカル面の採点は辛いです。赤い点数です。アメリカ式だと『E』です。
【日本代表所感】
多分、このチームが守りから入るようになったのはユース世代を含め「これまでの日本がポゼッション重視で結果が出なかったから」と
いうところがスタートではないだろうか？
でも今大会を通じて思ったのは現状ではやはりブロックの強度で守りきるのは世界のトップが相手でなくとも難しい。
だったら手付かずのポゼッションを伸ばして少しでも守備機会を減らす方向がベターだろう。
守備を改善して欲しいと言うのは切なる願いだが、クウォリティをそのままに重視だけしてもあまり効果的とは思えない。
気が向いたら個人採点をしようかな。
【グループB総括】
スウェーデンの完成度を見ると敗退はアンラッキーにも思える。
でもコロンビアとナイジェリアは攻守ともに最終局面の一瞬の精度は高かった。
そこで守れるか、決められるかで突破と敗退は決まったのだろう。
日本も決めるべきところで決めるべき人が決めていれば勝ち抜けていただろうか？
【ブラジル突破】
これは一安心。
ちゃんとした試合を見ないと選手の評価がちゃんとできないんだよ。
【アルゼンチン敗退】
こっちは、、、協会の体たらくはさておき、グループリーグは勝ち抜いて欲しかった。
多分色々揃わないこと以上に、揃わないことにより不安感が大きかったように思う。
でわでわByeByePOOヽ(｀▽´)/
