お盆休みは、和菓子と日本茶の出番が増える時期。でも和菓子には日本茶だけでなく、中国緑茶もよく合います。
この日のお茶うけは、ぱっと目を惹くスイカをイメージした生菓子とアールグレイ饅頭。
日持ちしないものだからこそ、ちょっとしたお土産にも喜ばれるお茶うけ。
選んだお茶は、龍井茶(ろんじんちゃ)という中国緑茶。龍井43号という品種のものを合わせるのが好きです。
この組み合わせは、普段あまり日本茶を好まない人にもなかなか好評です。
アールグレイ饅頭もまた、餡子ものをあまり好まない人にも「また食べたい」と言わせた一品。
アールグレイの茶葉が入った生地でこしあんが包まれている滑らかなまるみが美しいアールグレイ饅頭は、口の中でふんわりベルガモットが香り後味がすっきりしています。
お湯を注ぎ足しながら蓋碗で飲む龍井茶は、煎茶よりもさっぱりしていて、ほっとする香ばしさと軽やかな口あたり。
種に見立てた小豆入りの紅羊羹をふちどる緑の琥珀羹の綺麗なこと。よく冷えたみずみずしいスイカを思い浮かべながら、滑らかな甘みを味わいます。
手みやげを買いに立ち寄ったトラヤトウキョウでついで買いしたお茶うけでした。
トラヤトウキョウの前は吹き抜けになっていて、東京駅の丸の内南口改札が見えます。
トラヤトウキョウ限定パッケージの小形羊羹は、パリ在住の画家が描いた東京駅丸の内駅舎のデザイン。
重さはあるけれどコンパクトなので、出張や帰省時の手みやげにも重宝しそうです。
手みやげを探しに行ったつもりが、自分のおやつ選びになってしまいそうな危ういお買い物でした。
▼トラヤトウキョウ
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13147493/
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