クマ型ティーバッグのハーブティーが似合う本 |    茶と猫と。

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  ・・・中国茶好きのお茶日記

買ったばかりの本を開きながら飲んでいるのはハーブティー。茶猫はあまりハーブティーを選ぶことがないのですが、この小説を読んでいたら飲みたくなりました。


読書


有間カオル氏の小説はハーブティーの香りに心が解きほぐされていくようなシーンが出てくるのが印象的で、読んでいるとハーブティーが飲みたくなるのです。


本


このハーブティーはクマ型のティーバッグ。ハイビスカス・ローズヒップ・レンモングラス・マローブルーなど数種類のハーブが使われており、華やかな香りと複雑に入り混じった味わい。


パッケージ


新刊の「ボタニカル」の最初に出てくるのはカモミールティー。初対面の人の緊張を解きほぐして重い口を開くための後押しをしてくれています。

2冊


ハーブティーといえば同じく有間カオル氏の「魔法使いのハーブティー」という本は読むだけでハーブティーを飲んでリラックスした気分になれる一冊でした。


クマ


お湯をたっぷり吸いこんでぷっくりと膨らんだティーバッグはクマの形がよく似合います。


表紙


「ボタニカル」はハーブティーの話ではなく、植物に寄生されるという不思議な病気に侵された人々と樹木医が紡ぐミステリー。植物の色や手触り、草花や空気の匂い、青空の奥行や木漏れ日のまぶしさまでもが手に取るように感じられます。


鮮やかな萌木色と青空だけが視野いっぱいに広がっていた静岡の茶園風景を思い出しました。茶畑を眺めながらおいしい空気と食事をいただいたカフェについてはまた後日。



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