水虫のシーズンに入りました

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こんにちは晴れ


院長の櫻井ですニコニコ


暖かくなって汗をかく季節になると増える病気の一つに、水虫があります。


水虫とは、白癬菌による感染症で、大切なことは、白癬菌を顕微鏡検査あるいは培養検査


で検出できない場合は、抗真菌剤による治療をしてはいけない、ということです。


水虫と思って自己診断している人の1/3が、実際には足白癬ではなかった、というデータも


あり、皮膚科専門医による顕微鏡検査が最も診断に有用であり、必須となるものです。


一般的には抗真菌外用薬で治療します。


現在は市販薬もかなり優秀で、病院で処方される抗真菌剤の成分を含んでいるものが多く


ありますが、市販薬はそれ以外にも局所麻酔薬や鎮痒薬などが含有されていて、それにより


かぶれてしまう方も多くいらっしゃいますので、やはり病院で適切な検査を受けて診断を確定


し、適切な外用薬を使用するのが安全だと考えます。


また、"水虫は治らない"と考えている方が多いですが、治ります。


しかし再感染しやすい(簡単に言えば、免疫がつかない)ので、治ったあとも予防的に


定期的に外用をするのも有効です。













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スギ花粉症の舌下免疫療法

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こんにちは晴れ


院長の櫻井ですニコニコ


当院では、


スギ花粉症の舌下免疫療法(シダトレン)

ダニアレルギーの舌下免疫療法(ミティキュア、アシテア)


を実施していますが、スギ花粉症に関しては、ハイシーズンには開始してはいけない(重度


のアレルギー反応が出現する可能性があるため)という決まりがあります。


5月下旬になりスギ花粉の飛散は止まったため、シダトレンを導入希望の方は、ようやく開始


できるようになりました。効果が出現するのに半年程度は要しますので、今から始めておけ


ば、来シーズンの花粉症に間に合います。


また、ダニに関しては、スギ花粉症のようなハイシーズンという概念はないのですが、秋に


増えるようですので、やはり早めに始めておいたほうが良さそうです。


舌下免疫療法はまだまだ認知度が低い治療法ですが、安全性も高く、簡単で、しかもコストも


非常に安く、特に重症の症状の方にとっては福音とも言える治療法ですので、お悩みの方は


ぜひご相談いただければと思います。




















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さて診断は?

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今日はdiagnosis at a glanceで。


症例:40歳、男性


現病歴:発症時期ははっきりしないが左1趾後爪郭部に黒色の角化性局面が出現し


徐々に増大したため当院初診。


現症を写真に示す。




さて診断は?








A.pigmented Bowen's disease(上皮内有棘細胞癌)







即日生検し、確定診断に至りました。


植皮+術後の安静・臥床が必要なため、入院手術目的に東大病院皮膚科紹介と


しました。


40歳と発症年齢が若いこと、後爪郭と特殊な部位に生じていることが本症例の特徴


です。


爪周りにはいわゆる爪下Bowen病のようにパピローマウイルスの関与が示唆される


Bowen病が発生することが知られている部位ですので、本症例についても、病理組織


にて特殊染色はしていませんが、パピローマウイルスが関与している可能性も考えら


れます。発症年齢が若いのも、Bowenoid papulosisという疾患を想起すれば、合点が


いきますね。

















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忙しい日曜日が続きます・・・

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こんにちは晴れ


院長の櫻井ですニコニコ


昨日は整形外科領域エコーハンズオンセミナーに行ってきました。


もちろん今後も僕が整形外科領域を診断するつもりはないのですが、皮膚科領域で


エコーを使っていますと、当然筋肉も見えるし、そこから、靭帯・軟骨や神経などにも


興味がわき、さらに、乾癬性関節炎のエコー所見(付着部炎)が最近話題となっています


ので(そういえば臨床皮膚科医会@岡山でも、その発表がありました)、それを理解し


自分が実践するためにも、整形外科領域のエコー所見の捉え方を理解する必要がある


と考え、受講してきました。やはりハンズオンセミナーというだけあって、実際に手とり


足とりで教えてもらい、非常に勉強になりました。


が、今月と来月にかけて日曜日がぶっ通しで埋まっていて、さすがにそろそろ疲れて


きましたあせる来週の第6回無料皮膚がん検診と再来週の日本皮膚科学会総会@京都


(そのため6/4PMより私は不在となり代診をお願いしています)まで何とか乗り切らない


と・・・















さて診断は?

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今日はdiagnosis at a glance(見た瞬間の診断)で。


症例:50代、女性


現症:左頬の臨床像を示す。




さて診断は?






A.他院でのレーザートーニング後の肝斑の悪化(色素増強および色素脱失)








こういうケースを見るたびに、トーニングはしてはいけないと、思いを強くします。