またも3連勝をつかむことはできませんでした。

勝点1という結果は妥当なのか。

それとも最後の決定的な場面を防いだので、勝点1で良しとするかは意見が分かれそうです。


まず1番のポイントは失点シーンです。

先制後に相手のGKが痛んで集中が切れてしまいやすいシーンです。

選手たちもわかっているとは思いますし、テセもDF陣に声をかけていたようですが、あっさりとやられました。

上から見ていて守備が非常にルーズになっていました。


サイドの場面や、カットインしてきた場面でいくらでも止められるシーンはありました。

最後のシュートも力裕には止めて欲しかったですね。

DFがついていたので、右か左か限定させることはできたはずです。

試合後のコメントからもその連携がなかったことは明らかです。


防げる失点だっただけに本当にもったいないですね。

結果的にはこの失点で勝点2を失いました。



2番めのポイントは60分からの15分間です。

相手の足が止まりエスパルスの時間帯でした。


河井、六平の両ボランチが相手陣内でフリーで前を向けていました。

そこにもほとんどプレッシャーに来ることなく自由にプレーが出来る状況でした。


そこでチームとしての動きがが足りなかったですね。

勝負どころとして見極めるチカラが弱いと感じました。

航也と村田を同時に切るぐらいのメッセージが合っても良かったと思います。


監督も交代でパワーが欲しかった行っていますが、そういう采配ができれば一気にギアが上がったかもしれません。

あの時間帯でチームの共通認識があったようには思えなかったですね。



3つ目のポイントがプレーの精度です。

1つが縦パスの精度です。

ピッチの状態を考えてのものでなかったり、相手に引っ掛けたり、そもそも選択が悪かったり。

トップに当てるボールが左右にずれたシーンやボランチやCBからのボールが相手にあたったシーンが何度あったでしょうか。

そこに通っても何もできないという、意図をを感じない縦パスもありました。


もう一つがフリーランニングの量と質です。

ここが弱いので前述のパスの精度につながっているのかもしれないですね。

受ける動きだけでスペースを作る動きが少なかったですね。

トップやサイドの選手が裏を狙う意識が無いですね。


その結果を如実に表しているのがオフサイド数0という結果です。


足元のパスを繰り返してはいつかはミスをしますし、単調になり相手も狙いやすくなります。

局面では本当にうまい選手たちだと思います。

そこの精度では確実に相手を上回っていますが、その技術を活かしきれていないですね。



この辺りが解消されてこないと、安定して勝点をあげることはできないでしょう。

この試合で大きな歯車が前の方向に動くことはなかったです。

また上位と勝点が離れましたが、何とかついていって欲しいですね。

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